レッスンの流れ:
ウォームアップと復習:
「ウォームアップ」レッスンを参考にしてください。
新出内容とレッスンの実施方法:
1. 動物の語彙の復習 「What animal am I?」をする
このレッスンの後で歌うことになる歌は、動物と場所の二つの語彙エリアをカバーしています。この時点で生徒たちは、いくつかの動物の単語は知っているはずで、ここで学習する多くの単語は、生徒たちには復習となるはずです。クラスの前に、fish、cow、 bear、 camel、 bat、 duck、 goat、 hippoのフラッシュカードは、印刷しておきましょう。前のレッスンで生徒たちが学習したその他の動物も加えて出しておくとよいですね。
まずお手本をみせましょう。先生は、フラッシュカードをみますが、誰にもみせてはいけません。その後、動物のまねをします。(声をだしてもいいですね。)例えば、cowだったら、「moooo!」といいながら四足で歩きます。生徒は答えがわかったら手を挙げます。生徒を指します。生徒が正しい答えを言ったら、次の動物に進みます。そして、フラッシュカードをみせて、生徒らに次の動物のまねをさせます。再度、生徒が正しい答えを出したら、次の動物に進み、すべての動物が当てられるまで続けます。
最後にフラッシュカードをボードに貼ります。生徒たちはペアになって、代わるがわる動物を当てながら、動物のまねをします。
2. 場所の語彙を教える
歌に出てこない動物のフラッシュカードをボードから外して、残りのフラッシュカードをボードの左上から左下まで並べてください。(下のイメージを参照)リスニングのワークシートをする場合には、歌に出てくる順番には動物を並べないでください。(生徒たちは、正しい順番でリスニングをしますので)
次に、場所のフラッシュカードをランダムに取って、ボードの右端に貼っていってください。ボード上で絵合わせのアクティビティをします。動物と住んでいる場所の絵合わせをしていくのです。
最初の動物(例えばcow)を選んで、「Hmm. Where does a cow live?」と言って、右側の場所の絵の方へ行ってジェスチャーをします。「sea」のフラッシュカードを指差して、「Does a cow live in the sea?」とたずねます。これは、まちがっている答えだと認識させてください。生徒たちが、正しい答え(farm)を導くまでいくつか他の場所のフラッシュカードを試してください。farmのフラッシュカードを高く上げて、三回唱えさせましょう。farmのフラッシュカードをcowのフラッシュカードの横に置いて、「A cow lives on a farm.」 と書いて三回唱えさせましょう。
その後、生徒を一人選んでボードのところまで来てもらい、正しい場所の横に動物のフラッシュカードを貼ってもらいましょう。
ボードのレイアウト
上の図では、ボードの右端にまだ四つ(city, town, village, countryside)の場所を表すフラッシュカードが残っているはずです。
最後の動物のフラッシュカードの下に手書きの人を書きます。「I」と言って、自分自身を指さします。残っている場所のフラッシュカードをそれぞれ指差してみんなで言わせましょう。次の4つの文を手書きの人の横に貼り付けてみんなに言わせます。
「I live in a city, I live in a town, I live in a village, I live in the countryside」。その後、どこに住んでいるか言わせます。(例、townのフラッシュカードを指差して、「I live in a town」と言わせます。その後、クラスの中を回って、生徒たちがどこに住んでいるのかを質問しながら、生徒たちが全員正しい文で使えているかを確認していきます。次のような言葉の意味には手助けをしてあげましょう。(例えば、a city is very, very big, a village is smallなど。生徒たちに親しみのある"Tokyo is a city"のような場所の名前を使ってあげるとよいでしょう。
さて、これで生徒は、ボードにあるすべての語彙や文を学習しましたので、次は練習です。ペアを作って、一人の生徒が、動物名または、“I”をつかってランダムに言い、もう一人が、ボードから語彙を拾って文を言ってみましょう。例えば、
生徒A: "A goat."
生徒 B: "A goat lives on a mountain."
それぞれ文を言わせたら、役割を交代しましょう。数分したら、生徒どうしでお互いにテストすることを伝えましょう。ペアの二人が向かい合って座ります。
一人の生徒がボードに背を向けて座ります。もうひとりの生徒が動物の名前を言って、パートナーに完全な文を言ってもらいます。(もし、間違いがあれば、直す手伝いをしてください。)生徒全員がテストをする機会をもつようにしてください。
3. 「Flashcards Race」 ゲームをする
2セットの動物と場所のカードを用意します。生徒たちを立たせて、クラスを二つのチームに分けます。それぞれのチームをクラスのどちらかの端に立たせます。2セットのフラッシュカードを取って、それぞれのセットをシャッフルします。
1つのセットを表を裏にして、クラスの右側に散らばせておきます。もう一つのセットをクラスの左側に同じようにして置きます。
さて、ゲームです。
それぞれのチームの最初のプレーヤーが、指示通りにしたがって、ボードに正しいカードを見つけて貼り付ける競争をします。例えば、「A bat lives in a cave」(ポイント2上記より)とさけんだら、それぞれのチー厶のプレーヤーは、フラッシュカードのところまで走っていきカードをひっくり返し「bat」 と 「cave」のフラッシュカードを見つけます。フラッシュカードはめくったらすべて表面が裏に戻っていることを確認してください。
その後、他の生徒も続けてください。正しい場所のフラッシュカードを選んで、正しい文をその横に貼り付けた生徒がポイントをもらえます。
代替案#1: とてもばかげていますが、「The hippo lives in a forest」のような文を作ってみる。
代替案#2: ボードに文の横にカードを並べていく代わりに、ゲームを始める前に文を消しておきます。生徒は、正しいカードを見つけて、ボードに貼り正しい文を書かなければいけません。
歌に合わせて、生徒たちに歌を歌ってダンスをさせるかリスニングの練習で、歌のワークシートをつかってもいいでしょう。詳しくは、"「Where Do You Live? 」の歌に合わせてする動き" を参照してください。
「Where Do You Live?」の歌詞
Chorus:
Where do you live?
Where do you live?
Where, oh where, oh
Where do you live?
Verse 1:
I am a fish, I live in the sea.
I am a cow, I live on a farm.
I am a bear, I live in a forest.
I am a camel, I live in a desert.
Chorus
Verse 2:
I am a bat, and I live in a cave.
I am a duck, I live on a lake.
I am a goat, I live on a mountain.
I am a hippo and I live in a river.
Chorus
Verse 3:
I live, I live, I live in a city.
I live, I live, I live in a town.
I live, I live, I live in a village.
I live, I live, I live in the countryside.
「Where Do You Live?」の歌に合わせてする動き
歌の間、生徒たちは、ダンスまたはジェスチャーをするまたは、リスニングタスクワークシートを終わらせることもできます。
• ジェスチャーの場合:生徒は、歌に出てくる動物のまねをして歌います。
• リスニングワークシートを使う場合:Where do you Live? ソングワークシートを皆に配り、語彙をみんなで言って、文を完成させるのに歌を聞くことを説明しましょう。全員がワークシートを終わるまで、2、3回歌を流します。生徒たちが、歌を楽しんでいる様子なら、もう一度流して、動物のジェスチャーをしたりダンスをしたりしましょう。
"I am a duck"
下の歌の動画もご利用ください。(インターネットへの接続が必要となります。)
5. リーダーズの「Where do you live? 」を読む
クラスの前にウェブサイトからリーダー、「Where do you live?」をダウンロードしてプリントアウトしておきましょう。ページを進みながら絵を指差して、色々な動物がどこにいるのかを抜き出していきます。つまり絵の中で、それぞれの動物が実際には住んでいない場所を示しています。(例えば、靴の中にduckなど)。次のページに進むと正しい場所が載っているので、(湖にいるduck)、先生が、生徒らに動物が正しい場所にいるかどうかを聞いて、どこに住んでいると思うか大きな声で言わせてみましょう。
先生: (1ページのあひるを指差して) What animal is this?
生徒: A duck!
先生: Yes, that's right! And what color is this duck?
生徒: Yellow!
先生: Yes! And where is the duck? (靴を指差して)
生徒: In a shoe!
先生: Yes, a shoe - very good! Does a duck live in a show? (とても疑わしそうに)
生徒: No!
先生: That's right! A duck doesn't live in a shoe. Where does a duck live?
生徒: On a lake?
先生: Let's check. (読みながら) "I am a duck. Do I live in a shoe?" (ページをめくる) "No! I live on a lake". You were right! Good job!
生徒たちに動物は何色や絵に載っているものは何などたくさんの質問をしながらストーリーに関わらせましょう。
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下のリーダーズ動画もご利用ください。(インターネットへの接続が必要となります。)
6. 「Animal Habitats」の壁かけポスターを作る
クラスみんなで一つのポスターをつくる楽しいクラフトアクティビティでクラスを終わらせましょう。大きな色画用紙または、できるだけ大きなポスター用のカードを用意しましょう。A4サイズの白い紙、カラーペン、はさみ、その他のクラフト用具(例、グリッターや綿など)も準備してください。生徒たちに仕事を与えます。
絵をかく人、色ぬりをする人、動物や場所を切り取る人(歌からの内容で)そしてそれらをポスターに貼る人。生徒の人数によって一人の生徒が一枚以上の絵に取り組むこともあるでしょう。8つの動物と場所が作られているのを確認しましょう。
生徒たちが絵を書き終わって、切り抜きしたら、ポスター上にそれらをのりで貼り付けていきましょう。例えば、bearを作った生徒と森を作った生徒は、bearが森にいるよう、絵を合わせて貼るように気をつけましょう。
最後に絵の横に吹き出しを作って、吹き出しの中に例えば動物がどこに住んでいるか、"I am a fish. I live in the sea"など描かせてください。
ポスターを壁にかけて、絵について話ながらたくさんほめてあげましょう。
将来のレッスンでは、この壁かけポスターを復習用の練習教材として使えるでしょう。
まとめ:
1. 宿題を出す:「Where do you live? Write」のワークシート。
2. 「ウォームアップ」及び「まとめ」レッスンシートに掲載されたアイデアを利用し、レッスンをまとめる。