レッスンの流れ:
ウォームアップと復習:
「ウォームアップ」レッスンを参考にしてください。
新出内容とレッスンの実施方法:
1. 副詞を導入する。「Train Ride」アクティビティを行う
まず、はじめに子供たちの手をそれぞれの肩の上に置かせ、長い列を作って立たせます。列車をつくります。(これをする前に机やテーブルをクラスの端に移動しておくとよいでしょう。)先生は、列車の先頭にたちます。シュッシュッと音を出しながらここちよいペースでクラスの中をスタートしてください。
それから止まって、「 Let's go again! 」と言ってください。この時は、1、2と数えてください。長蛇の列をつくりながらみんなで「1、2、1、2」といっしょに大きな声でいいます。
さて、次がおもしろいところです。副詞の導入です。列車がクラスを回っている間、次の指示を大きな声で言い、みんなが、先生のやっていることに従います。
- Let’s go quickly! スピードアップします。「1, 2, 1, 2,」といいながら、スピードアップしていきます。
- Let’s go slowly! スピードを遅いペースにダウンします。「1, 2, 1, 2,」といいながら、スピードをダウンしていきます。
- Let’s go high! 列車がクラスを動き回っている間、 先生は、手を宙に上げます。
- Let’s go low! 列車がクラスを動き回っている間、 先生は、手を下に下ろします。
- Let’s count loudly! 列車がクラスを動き回っている間、大きな声で「1, 2, 1, 2」と言ってください。
- Let’s count quietly! 列車がクラスを動き回っている間、「1, 2, 1, 2」とささやいてください。
- Let’s stomp hard! 列車がクラスを動き回っている間、足をどんどんと踏み鳴らしてください。
- Let’s walk softly! 列車がクラスを動き回っている間、できるだけやさしく歩いてください。
クラスの中を動きまわるのを続け、指示を変えてください。レッスンを始めるには、とても楽しくエキサイティングです。
2. 「Follow my actions」をする
このアクティビティでは、歌から動詞を導入していきます。(次に歌う曲です。)生徒たちは、あらかじめ動詞、例えばrunやjumpを知っておきます。そうすれば、他の生徒たちもピックアップするのが楽になります。
生徒たちをクラスの中で少しスぺースをあけて立たせてください。先生は、生徒たちが先生の方を向くようにクラスの前の方に立ちます。先生は、歌の動詞を大きな声で言って、動詞を身振りで表します。そして生徒も先生に従います。(その場でアクションをする)
- run (その場で)
- walk (その場で)
- jump
- crouch down (その場で)
- stomp (その場で)
- tip-toe (その場で)
- pat our heads
- clap
先生が動詞を大きな声で言うたびに、生徒たちは、動詞を声をそろえて言って、先生と一緒に動作をします。例えば、
先生: run
生徒: run (みんながその場で)
先生: crouch down
生徒: crouch down (みんなかがむ)
先生: tip-toeつまさきだち
生徒: tip-toe (みんなは、つまさきだちをやる)
このアクティビティを順番にやっていきます。
- ラウンド 1:
先生は、それぞれのアクティビティを生徒といっしょにおこないます。(みんなが、動詞を理解できるようになるまで)
- ラウンド2:
今度は、先生だけが、大きな声で、それぞれの動きを言いますが、生徒のみんなが、動きをします。(声をそろえて動詞も口に出します。)必要なら先生が見ていて手伝います。
- ラウンド3:
今回は、先生が動きを再び行い、歌からの動詞を導入します。生徒は、それぞれの動詞や副詞を声を揃えて先生のまねをして言わなければなりません。
(例えば、run quickly, pat our heads softly, jump highなど。)
- ラウンド4:
最後に先生は、歌からの動詞と副詞を動きをつけずに大きな声でいってから、生徒たちは、声をそろえて言いながら動きもします。必要であれば、先生が手伝います。
ここまでに生徒たちは、歌の中で使われる学習ボキャブラリーを理解していることでしょう。ボードに歌のポスターをはると、どの順番で歌い、動きをするかを見ることができるようになって役立ちます。すばやくボキャブラリーを引き出してください。歌を流して先生が歌いながら動いてください。歌は、3節、4節までスピードを上げていくのでより楽しくなります。2、3回流してください。
「Let's Have Some Fun! 」の歌詞
Chorus:
What shall we do?
Let's have some fun!
Verse 1:
Let's run, run quickly (quickly, quickly)
Let's walk, walk slowly (slowly, slowly)
Let's jump, jump high (high, high)
Let's crouch down low (low, low)
Chorus
Verse 2:
Let's stomp, stomp loudly (loudly, loudly)
Let's tip-toe quietly (quietly, quietly)
Let's pat our heads (softly, softly)
Let's clap, clap hard! (hard, hard)
Chorus
Verse 3:
Let's run, run quickly (quickly, quickly)
Let's walk, walk slowly (slowly, slowly)
Let's jump, jump high (high, high)
Let's crouch down low (low, low)
Chorus
Verse 4:
Let's stomp, stomp loudly (loudly, loudly)
Let's tip-toe quietly (quietly, quietly)
Let's pat our heads (softly, softly)
Let's clap, clap hard! (hard, hard)
「Let's Have Some Fun! 」の歌に合わせてする動き
この歌のジェスチャーは、ストレートです。歌に合わせて動いてください。3節目と4節目は、1節目、2節目の速いバージョンです。(歌のテンポ、スピードをあげる)
"Let's crouch down low (low, low)"
下の歌の動画もご利用ください。(インターネットへの接続が必要となります。)
4. 「Adverbs Match」のワークシートをする
ワークシートを配って、みんなで副詞と絵を合わせましょう。やっている間、見回ってたくさんの質問をしてください。(例、What's this? これは何? Can you pat your head softly? 頭を軽くたたける?など)終わったら、クラスをまわりながら、ワークシートのなかのいくつかの動きを生徒にやらせてください。
5. リーダーズの「The Haunted Hotel」を読む
最後のアクティビティに進むまえにストーリータイムを作りましょう。クラスが始まる前にリーダー「The Haunted Hotel」をウェブサイトからダウンロードしてプリントしておきましょう。ページを進めながら絵を指さして、それぞれのゴーストは何をするのが好きか引き出しください。また、動きにあう副詞も聞いてください。
例 :
先生:(3ページの絵をさしながら)ゴーストは何をするのが好きですか?
生徒:人間をたたくこと
先生:そのとおり。ゴーストは人間のどこをたたくのですか。(頭と肩を指差して)
生徒:頭と肩だ!
先生:そのとおり!ゴーストは、強くたたいているのですか。
生徒:いいえ、やさしく。
先生:それでは、確認してみましょう。(3ページを読みながら)”I like to pat people softly on their heads and shoulders to scare them!” そのとおり、よくできました。
絵の中のいろいろなものについて、生徒たちにたくさんの質問をさせ、ストーリーに関わらせましょう。また、ゴ-ストがしている動きのまねをさせてみましょう。
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下のリーダーズ動画もご利用ください。(インターネットへの接続が必要となります。)
6. 「Adverbs Charades」をする
クラスの前に学習する動詞と副詞を紙に書き出して、2つの箱または帽子にいれておきます。1つの箱には、動詞をもう一つには副詞を。前のレッスンで学習した動詞を付け加えることもできます。(例、dance, cook, sing, hop, eat, など)ゲームはまねることからスタートしてください。まず動詞の入った箱から一枚の紙を取り出しもう一つの箱から副詞を取り出してください。その後、動きをまねて生徒たちは、この2つの単語が何かをあてなければなりません。この組み合わせは、とても変わっているかもしれませんが、このことがよりゲームを楽しくします。
クラスを2チームに分けます。生徒は、動詞と副詞の組み合わせの動作をまねます。生徒が答えを大きな声で言って、最初に正しい答えを出したチームがポイントをもらえます。勝ったチームの生徒が次のCharadesに進めます。単語を読むのが難しい少し小さい子には、耳元でささやきながら手伝ってください。
まとめ:
1. 宿題を出す:「Adverbs Write」のワークシート。
2. 「ウォームアップ」及び「まとめ」レッスンシートに掲載されたアイデアを利用し、レッスンをまとめる。