子供向け英語教材 / 絵カード、ワークシート、工作などが盛りだくさん!

Health & Sickness「健康と病気」

児童英語指導者用レッスンプランレッスンのメニューに戻る

レッスンプラン: Health & Sickness

レッスンプラン

Health & Sickness
「健康と病気」

健康と病気について、質問し話す。

内容:

- レッスンプラン(完全版)
- 絵カード 7枚
- ワークシート 2枚
- 歌のダウンロード「What's Wrong? What's the Matter?」
- 歌のポスター
- リーダーズ「Mr. Stretch Feels Sick」

レッスンプランを印刷する 資料を印刷する 歌をダウンロードする 歌のビデオを見る
リーダーズを印刷する リーダーのビデオを見る
メモ:

とても楽しくエネルギッシュなレッスンです。みんなすぐに基本文を覚えることができるでしょう。このレッスンの一部(特に歌など) は、子どもたちのエネルギーを発散させてあげたいときなど、他のレッスンでも使えます。

レッスンの流れ:

ウォームアップと復習:

ウォームアップ」レッスンを参考にしてください。

 

新出内容とレッスンの実施方法:

1. 「What gesture?」をやる

生徒に健康のフラッシュカードのセットを渡すか(歌に出てくる語彙)、あるいは「What's Wrong? What's the Matter?」歌ポスターを全員に配り、画像を切り取るように説明してください。

教室の前に立ち、病気に関する語彙のうちの一つを演じてください(例:「headache」の場合、頭を抱えてうなる)。生徒は、先生が演じている病気をフラッシュカード、または歌ポスターから切り取った画像を使って当てます。演じる時にその語彙が分かるよう、はっきりと言いましょう(例:「Oh no ... I have a headache!」)。

今度は、生徒にペアを組んでもらい、一人が演じ、もう片方が当てるとう練習をしてもらいましょう。

ここで生徒が英単語を言っていなくても焦らないでください。これから学んで行きますのでご安心を。

「What gesture?」をやる

 

2. 病気に関する語彙を教え、練習する

全員に、手元にある画像を一度置いて、前の白/黒板に注目するようにしましょう。病気のフラッシュカードを用意し、両面の上の部分にブル・タック(粘着テープ)を付けておきましょう。カードの絵の面を表にして、ランダムに白/黒板に貼り付けてください。そして、一枚を指差し(例:sore throat)、それを全員で3回繰り返して言いましょう。次のカードも差して、3回繰り返して言い、そのように最後のカードまで続けてください。

病気に関する語彙を教え、練習する次の練習では、カード一枚を指差し、それを言ってもらった後(先生: 「What's this?」; 生徒: 「Sore throat」)、そのカードを裏返しまた貼り付けます。そこでまたそのカードを差し、「What's this?」と同じ質問をし、生徒から裏になったカードの答えを引き出しましょう(Sore throat)。その作業を繰り返し、最終的には、全てのカードが裏返っている状態にしてください。

最後に、カードが裏返った状態で同じ作業を繰り返し、生徒から答えを引き出してください。子供達の記憶力に驚かされるはずです!

 

3. 基本文を教える

基本文を教える「What's wrong?」「What's the matter with you?」「I have a/an ...」の練習です。カードを一枚剥がし、生徒に渡します。その生徒に「What's wrong?」または「What's the matter (with you)?」と質問します。その生徒は、渡されたカードに合った返答をするのですが、分からない場合は、教えてあげましょう(例:I have an earache)。次のカードを剥がし、別の生徒に渡し、同じ質問をしてください。生徒は、カードに合った返答をします。このように、全てのカードでも行ってください。

次のステップでは、先生は、5秒ほど目をつむる事を伝えます。その間に、生徒に手持ちのカードを他の子と交換してもらうように言います。先生は目を閉じ、その間に生徒はカードを交換します。目を開け、「What's wrong?」と、一人の生徒に問いかけましょう。その生徒は、自分のカードに合った返答をしてください。それを他の生徒にも行ってください。子供たちが楽しんでいるようなら、またカードを交換してもらい、同じ練習を繰り返しましょう。

 

4. ペアで「What's Wrong」カードを遊ぶ

ペアで「What's Wrong」カードを遊ぶ全員にペアになってもらい、それぞれのカードセットを絵を下にした状態で机の上に重ねてもらいます。生徒Aは、生徒Bに見えないようにカードをひきます。生徒Bは、「What's wrong?」または「What's the matter with you?」と生徒Aに尋ね、生徒Aは、手持ちのカードに合った返答をしましょう(例:I have a stomachache)。それを生徒Bは、ジェスチャーしてください。もしも、生徒Bのジェスチャーが生徒Aの答えに当てはまっていれば、生徒Bは正解としてカードを持っていましょう。カード一枚に対して、1ポイントです。最後に一番多くポイントをとった生徒が勝ちとなります。

 

リーダーズの「Mr. Stretch Feels Sick」を読む5. リーダーズの「Mr. Stretch Feels Sick」を読む

楽しいお話を追いながら、語彙を強化して行きましょう。レッスンの前に、こども英語教材のウェブサイトからリーダーズの「Mr. Stretch Feels Sick」をダウンロードし、印刷しておいてください。読むときは、絵を指差しながら、子供達から体の部位や病気のキーワードを引き出します。その時、Mr. Stretchが行っているジェスチャーを真似するようにしましょう。例えば、

先生: (3ページ) Oh dear, look at poor Mr. Stretch! What is he holding? (頭を指差して)
生徒: His head!
先生: Yes, Look how big it is! What's wrong with Mr. Stretch?
生徒: He has a headache!
先生: Yes, that's right! (読んで) "I have a headache". Everyone copy Mr. Stretch!
(生徒は、頭を押さえて頭痛があるジェスチャーをする)
先生: (4ページを読んで) "What else is wrong, Mr. Stretch?". What is Mr. Stretch touching?
生徒: His ear!
先生: Yes, Look how big it is! What's the matter with Mr. Stretch?
生徒: He has an earache!
先生: Let's see ... (読んで) "I have an earache". Oh poor Mr. Stretch! He has a headache and an earache! Everyone copy Mr. Stretch.
(生徒は、耳を押さえて、耳が痛いジェスチャーをする)
など。

子どもたちに、たくさん質問することで、深くお話に入っていけるようにしましょう。お話に出てくる体の部分に触れながら、病気の語彙も言ってもらいましょう。

---

下のリーダーズ動画もご利用ください。(インターネットへの接続が必要となります。)

What can you do?

 

6. 「What's Wrong? What's the Matter? 」を歌う

さて、全ての基本文、語彙、ジェスチャーを練習したことですから、今度は歌に入りましょう。全員に立ってもらい、音楽を再生するのですが、その時先生が見本になって、動きをし、みんなに真似してもらいましょう。歌のポスターもご利用ください(または、歌の順番に合わせて、出てくる内容のフラッシュカードを白/黒板に貼り付ける)。曲を何度か再生し、みんな歌いながら動きができるようにしましょう。

「What's Wrong? What's the Matter?」の歌詞

Chorus:
Hello, hello,
What's wrong? What's wrong?
Hello, hello,
What's the matter with you?

Verse 1:
I don't feel well, I don't feel well,
I have a headache, I have a headache.
I don't feel well, I don't feel well,
I have a cough, I have a cough.
I don't feel well, I don't feel well,
I have a stomachache, I have a stomachache.
I don't feel well, I don't feel well,
I don't feel well today.

Chorus

Verse 2:
I don't feel well, I don't feel well,
I have a sore throat, I have a sore throat.
I don't feel well, I don't feel well,
I have a runny nose, I have a runny nose.
I don't feel well, I don't feel well,
I have an earache, I have an earache.
I don't feel well, I don't feel well,
I don't feel well today.

Hmmm. It sounds like you have a cold!

(MP3は、こちらからダウンロードしてください。)

「What's Wrong? What's the Matter? 」を歌う

"I have a cough"

 

「What's Wrong? What's the Matter? 」の歌に合わせてする動き

動きは、子どもたちの語彙の強化に役立ちます。歌を歌いながら、病気のジェスチャーを自然にやるようになるでしょう。

(1)「Hello, Hello」の部分では、手をふります。

(2) 「What's wrong?」と「What's the matter with you?」の部分では、心配しているような表情をし、分からない時にする、手のひらを上に上げ、肩をすくめるジェスチャーをします。それから「you」のところでは、誰かを指さすふりをしてください。

(3)「I don't feel well」の部分では、悲しい表情をし、頭とお腹をつかむ。

(4) 病気の語彙のところでは、それらのジェスチャーをする。
- headache: 頭を痛そうに押さえる
- cough: 手で口を隠し、咳をする
- stomachache: お腹をさする
- sore throat: のどをおさえ、舌を出す
- runny nose: 鼻をふきながら、すする
- earache: 耳を痛そうに押さえる

下の歌の動画もご利用ください。(インターネットへの接続が必要となります。)

What can you do?

「What's Wrong Song 1」ワークシートをやる7. 「What's Wrong Song 1」のワークシートをする

ワークシートを全員に配り、答えを埋めてもらいましょう。その間先生は、教室を回り、関連する質問を投げかけてください。

 

8. 先生/患者のロールプレー

レッスンの最後に少し楽しいことをしましょう。どなたか生徒一名に前に出てきてもらいましょう。先生が医者で生徒が(重病の)患者だと言うことを説明しておきます。白衣や聴診器があれば、より本格的になり、レッスンも楽しくなるはずです。

まずは、診療所を作りましょう – 椅子を向かい合うように並べてください。患者(生徒)は、ドアをノックするふりをし、先生の前の椅子に座ります。「What's wrong?」と、医者である先生は質問し、生徒は、それに答えましょう(例:「I have a stomachache」)。先生は、診察しているふりをします(脈をとるなど)。そして、「Ok, anything else?」と聞いて、他の症状の語彙を引き出してください(例:「I have an earache」)。また診察しているふりをしてください(例:口を開けてもらい、喉をチェックする)。このように、どんどん生徒から病気に関する語彙を引き出し、診察をするふりをしてみましょう(例:背中に聴診器を当てる、膝を叩いて反射をみる、耳の中を覗くなど)。

先生/患者のロールプレー

最後に、「Hmmm. It sounds like you have a cold!」といい、何か指示を出しましょう(例:「Go to bed and sleep all day」)。

今度は、全員にペアを組んでもらい、同じように医者と患者のロールプレーをしてもらいましょう。子供たちには、好きなように楽しんでもらいましょう。ただし、何度も流れに沿って繰り返しいるか、正しい単語を使っているか等は、確認してください。しばらく経ったら、一番上手にできていたペアに前に出てきてもらい、クラスの前で行ってもらいましょう。

 

まとめ:

1. 宿題を出す:「What's Wrong Song 2」のワークシート。
2. 「ウォームアップ」及び「まとめ」レッスンシートに掲載されたアイデアを利用し、レッスンをまとめる。

 

間違いがありましたか?お知らせ下さい。
レッスンのメニューに戻る

他のレッスンプラン:

レッスン第1回-イントロダクション

アクションと動詞

形容詞

副詞

アルファベット

動物

身体:

教室

衣類

方向

家族

感情と気持ち

食べ物

健康と病気

休暇と祝祭

仕事

好きなもの・嫌いなもの

自然・わたしたちの世界

数字

場所、住んでいるところ

場所の前置詞

代名詞

買い物

スポーツ

時間・曜日・月の名前・季節

おもちゃ

移動とトラベル

天気