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Likes & Dislikes「好きなもの・嫌いなもの」

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レッスンプラン: Likes & Dislikes

レッスンプラン

Likes & Dislikes
「好きなもの・嫌いなもの」

食べ物の好き嫌いについて話す。

内容:

- レッスンプラン(完全版)
- 絵カード 11枚
- ワークシート 3枚
- 1 board game printout
- 歌のダウンロード「I Don't Like Cheese」
- 歌のポスター
- リーダーズ「The Hungry Snake」

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リーダーズを印刷する リーダーのビデオを見る
メモ:

とても楽しくエネルギッシュなレッスンです。みんなすぐに基本文を覚えることができるでしょう。このレッスンの一部(特に歌など) は、子どもたちのエネルギーを発散させてあげたいときなど、他のレッスンでも使えます。

レッスンの流れ:

ウォームアップと復習:

ウォームアップ」レッスンを参考にしてください。

 

新出内容とレッスンの実施方法:

1. 「I like」と「I don't like」の表現を紹介する

黒板(白板)に下記の表を準備することから始めます。このときはまだ食べ物の絵は描きません。また、もしものために次のフラッシュカードを印刷しておきましょう:cheese, chocolate, rice, French fries, strawberries, bread, ice cream, grapes, pasta, pizza, beans

黒板(白板)は左右2つに区切ります。左側が「好きなもの」、右側が「嫌いなもの」です。(好き嫌いは顔の表情の「ニコニコマーク」と「ヘの字口」で表します。)

「I like」と「I don't like」の表現を紹介する

クラスで先生は下記の要領で好きな食べ物・飲み物、嫌いな食べ物・飲み物を描いていきます。

  • まず最初に先生が「好きなもの」の欄に食べ物または飲み物(例えばバナナ)を描きます。あなたが何を描いたか全員で大きな声で言わせましょう。「Yummy!」 と言いながら笑顔でお腹をさすって、一見してバナナが好きだということがわかるように表現し、「I like bananas.」と言います。
  • 次に、「嫌いなもの」の欄に、何か(たとえばトマト等)を描きます。先ほどと同じように何を描いたかみんなに大きな声で言わせましょう。ジェスチャーでトマトが嫌いであることを示します。(しかめっ面で「Yuk!」(「げっ」)とか 「It stinks!」(「くさい」)言う)そして、「I don't like tomatoes.」と言います。
  • 「I like」と「I don't like」の表現を紹介する全員の理解を確実にするため、「好き」と「嫌い」な食べ物(飲み物)をもう一つずつ書いて、同様の文とジェスチャーで表します。続けるうちに何を描いているかを当てようとして、楽しい当てっこゲームとなるでしょう。
  • 次に、生徒が黒板(白板)に絵を描きます。生徒を一人指名し、「好き」の欄を指し示して、「Draw a food or drink that you like.」と言いましょう。生徒が絵を描いたら、みんなでそれが何かを当てます。そして、絵を描いた生徒に「I like ~.」と言わせます。次の生徒は、「嫌いなもの」の欄に絵を描き、「I don't like ~.」と言います。
    好き嫌いそれぞれの欄がだいたい埋まるまで続けます。
  • もし歌に出てくる食べ物(cheese, chocolate, rice, French fries, strawberries, bread, ice cream, grapes, pasta, pizza, beans)で登場しないものがあれば、生徒にフラッシュカードを黒板(白板)に貼らせていきます。カードの絵を見せ、言葉を言わせます。そして生徒に好き嫌いのどちらかを選ばせ、黒板(白板)の好き嫌いのいずれかに、「I like ~」または「I don’t like~」と言いながら貼り付けてもらいます。(貼りつけるときは「ひっつき虫」や「ブル・タック」、またはテープを使います)

 

2. 「I like ~」と「I don't like ~」を指示に従って使う練習をする

生徒のペアを作ります。生徒は黒板(白板)にある食べ物や飲み物を使って文を作ります。生徒一人一人が何をするか理解できるように、まず最初に先生が生徒と組んで一緒に見本を示します。先生は、黒板(白板)から「banana」と言います。生徒は実際の自分自身のことを答えます。それからペアに分かれ、生徒は交代でアイテムを相手に指定します。例えば:

「I like ~」と「I don't like ~」を指示に従って使う練習をする生徒A: apples
生徒B: I like apples!

生徒B: carrots
生徒A: I don’t like carrots!

また、「Yummy」「Yuk」「It stinks」などのフレーズを使うよう促します。生徒のペアは黒板(白板)にあるすべての食べ物について話し終わるまで話し続けます。

 

3. 「I Don't Like Cheese」の歌を聴き、生徒にワークシートを記入させる

この歌では、生徒は歌詞を聴いて I Don’t Like Cheese の歌のワークシートに聴き取った食べ物の名前を書いていきます。歌では単語がかなり速く流れるので、少なくても2回は歌を再生します。

何度か歌を聴いたら、答えを生徒から引き出し、全員が確認できるように黒板(白板)の正しい欄にフラッシュカードを貼っていきます。(「嫌いなもの」の欄にくるのは「cheese」だけです。)
もう一度黒板(白板)のアイテムを指さしながら歌を聴きます。その際、全員に歌うように促します。別な方法として、「I Don’t Like Cheese」の歌のポスターを使ってもよいでしょう。

「I Don't Like Cheese」の歌詞

Verse 1:
I like chocolate,
I like rice,
I like French fries,
They’re very nice,
I like strawberries,
I like bread,
Oh no, what’s that?
I don’t like cheese!

「I Don't Like Cheese」の歌を聴き、生徒にワークシートを記入させるChorus:
Cheese, cheese,
I don’t like cheese,
Cheese, cheese,
Don’t give me, please!
I like lots of food,
I like lots of drink,
But as for cheese – what a stink!

Verse 2:
I like ice cream,
I like grapes,
I like pasta,
It tastes great!
I like pizza,
I like beans,
Oh no, what’s that?
I don’t like cheese!

(MP3は、こちらからダウンロードしてください。)

 

「I Don't Like Cheese」の歌に合わせてする動き

この曲はワークシートに付随するリスニング用の曲で、フリはありません。しかしながら、生徒がこの歌を楽しむようであれば、一緒に歌ったり踊ったりすることを促してもいいでしょう。

この曲に使うワークシートは「I Don't Like Cheese songのワークシート」です。

生徒は歌を聴き、聴いたとおりに「I like」 と 「I don’t like」の欄に食べ物を描いていきます。(「I don’t like」の欄に入るのはチーズだけ)

かなり速いテンポで曲に合せて単語が流れるので、最低でも2回は曲を再生します。

 

下の歌の動画もご利用ください。(インターネットへの接続が必要となります。)

What can you do?

 

リーダーズの「The Hungry Snake」を読む4. リーダーズの「The Hungry Snake」を読む

この物語は上記で学習した歌とうまくリンクしています(ヘビはいろいろな食べ物が好きであるがチーズは嫌い)。授業の前に、「こども英語」のウェブサイトより物語をダウンロードして印刷しておきます。ページごとに、絵を指さし、キーワードを言わせましょう。たとえば、

先生:  What is the snake eating?
生徒:  Chocolate!
先生:  I like chocolate, yummy! How about you (エミ)?
生徒 (エミ): I like chocolate! Yummy!

リーダーズ の「The Hungry Snake」を読むたくさんの質問をして生徒たちを物語に引き込みましょう(たとえば、色や他のものを言わせる)。ヘビのお腹がページを追うごとにどんどん大きくなっていることを指摘するのを忘れずに!

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下のリーダーズ動画もご利用ください。(インターネットへの接続が必要となります。)

What can you do?

 

5. チラシの切り抜き

次に、生徒一人一人の好きな食べ物や飲み物を示すポスターをつくります。そのためにスーパーマーケットのチラシを用意しておきます。多くのスーパーには特売品を掲載した無料のチラシがあります。レッスンの前までにできるだけ多くのチラシを集めましょう。一人ずつに大きな紙(できれば工作用紙や厚紙がよい)、はさみ、のり、チラシ(チラシを共有するために生徒をグループに分けてもよい)

チラシの切り抜き

生徒は各々の紙の上部に自分の名前を記し、二つの欄の表をつくり、それぞれの欄に「I like …」「I don't like」とタイトルを書きます。準備ができたら、それぞれの欄にあった食べ物・飲み物をチラシから探し、切り抜いて糊でポスターに貼っていきます。

生徒が作業している間、単語の手助けをしたり、質問をして回りましょう。(質問例:What's this?, Do you like~? 等)
全員が終わったら、生徒一人ずつにポスターを掲げさせて何が好きで何が嫌いかを説明させます。クラスが大きい場合は、二人組やグループごとに行います。

 

6. 「Funny Food Likes & Dislikes Game」をする

レッスンの仕上げとして行うととても楽しいゲームです。クラスを3,4人のグループにわけます。それぞれのグループにサイコロとプリント「Funny Food Likes & Dislikes Game」を渡します。(もし可能なら、A3サイズに拡大するとよいでしょう。)

「Funny Food Likes & Dislikes Game」をする遊び方:
ゲームの前に、黒板(白板)に下記を書いておきます。

1. pizza
2. soup
3. ice cream
4. sandwich
5. juice
6. cake

  1. 3,4人のグループでゲームをします。生徒はゲームボードの周りに座りま
    す。誰が一番最初にサイコロをふるか決め、時計回りの順番にサイコロを振ります。
  2. 最初のプレーヤーはゲームボードの上にサイコロを投げます。サイコロの目の数と、どの食べ物の上にサイコロが留まったかを確認します。
  3. プレイヤーはゲームの上の食べ物と、サイコロの目と同じ黒板(白板)に書
    かれた数字の食べ物を組み合わせて文を作らなければなりません。サイコロがチーズの絵の上でとまり、サイコロの数字が3ならば、生徒は「I don't like cheese ice cream!」または「I like cheese ice cream.」(この場合はほとんどないと思いますが)と言わなければなりません。
  4. サイコロが留まった絵は鉛筆で×をつけます。
  5. 次のプレイヤーがサイコロを振ります。もしサイコロが×のついた絵の上に
    とまった場合(また、サイコロが絵の上に留まらなかった場合)は次のプレイヤーに替わります。新しい絵の上にサイコロがとまったら、プレイヤーは好きか嫌いかで新たな文を作らなければなりません。
  6. すべての絵に×がつくまでゲームを続けます。

ゲームの終わりに、生徒に一番おかしな食べ物を使った文が何だったかを聞いてもいいでしょう。(たとえば、「I don't like hamburger ice cream」)など。

 

まとめ:

1. 宿題を出す:「Food likes & dislikes 1」または「Food likes & dislikes 2」のワー
クシート(生徒のレベルによって使い分ける)。
2. 「ウォームアップ」及び「まとめ」レッスンシートに掲載されたアイデアを利用し、レッスンをまとめる。

 

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