レッスンの流れ:
ウォームアップと復習:
「ウォームアップ」レッスンを参考にしてください。
新出内容とレッスンの実施方法:
1. 前置詞の語彙を教える
このレッスンでは、箱と小さな動物フィギュア/人形を用意してください(私は、コアラの人形を使います)。レッスンが始まる前に、コアラを箱の中に入れておきましょう。子供たちを座らせ、箱をみんなの前に出します。
箱を振ってみせ、子供たちにも箱を揺すらせ、中身を当ててもらいましょう。中の人形を取り出し、子供たちに見せましょう。そこで一度、子供たちに「box」と言ってもらいます。人形を箱の上に座らせ「Where is it?」と聞いてみます。子供たちに「on」という前置詞と「It’s on the box"」という表現を教えましょう。この方法で、他の前置詞も教えましょう(on, under, in, behind, next to, in front of, between)。
2. 前置詞を学ぶ
生徒にペアを組んでもらい、それぞれのペアに箱とおもちゃを配ります。あるいは、鉛筆と鉛筆箱といったような、前置詞の練習に適したものであれば、なんでも構いません。ペア同士で前置詞を使った問題の出し答えを行ってもらいましょう。
3. 「Where Is / Where Are」をやる
ペンを出し、生徒にその言葉を言ってもらいます。全員に目を瞑ってもらい、その間にペンを教室のどこかへ隠します(例:本の中など)。全員に目を開けてもらい、「Where is the pen?」と質問しましょう。「Is it (under) the (chair)?」といったように、生徒一人一人に当てていってもらいます。ペンを見つける事が出来たら、靴を出し(人形の靴でもいいです)、「They’re shoes」と、言ってもらいましょう。「It's」と「They're」の使い方の違いに注意します。そして、また全員に目を瞑ってもらい、その間に靴を隠しましょう。生徒は、「Are they (behind) the (desk)?」といったように、靴の在り処を当てて行きます。
最後は生徒がペアを組み、前置詞のある文章を意識しながら、上のゲームのやり取りを行いましょう。
4. リスニングワークシートと一緒に「Where are my Things?」の歌を再生する
全員にワークシートを配布します(「Where are my Things?」の歌のワークシート1)。ワークシートの項目を生徒に言わせましょう。そして、生徒に歌を聴かせ、ワークシートにペンと靴を正しい場所に描かせましょう。歌は、答えを聞き取れない事がないように、二回再生してあげてください。
もしも歌を気に入っているようなら、また再生し、みんなで歌ってみましょう。この時、歌ポスターを利用すると便利です。
「Where are my Things?」の歌詞
It’s time to go to school but where are my things?
Verse 1:
Where are my things? Where are my things?
Where are my things? Where can they be?
Where is my pen? Where is my pen?
Is it on the table?
No!
Is it under the desk?
No!
Is it in the drawer?
No!
Where is it?
It’s behind the curtains!
Verse 2:
Where are my things? Where are my things?
Where are my things? Where can they be?
Where are my shoes? Where are my shoes?
Are they next to the TV?
No!
Are they in front of the door?
No!
Are they between the sofa and the chair?
No!
Where are they?
They’re on your feet!
「Where are my Things?」の歌に合わせてする動き
この歌には、特別な動きはありません。この歌は、ワークシートと行うリスニングの練習に最適です。生徒に歌を聞いてもらい、聞き取った答えをワークシートに記入してもらいましょう(ポイント5参照)。
下の歌の動画もご利用ください。(インターネットへの接続が必要となります。)
5. 前置詞のリスニングワークシートをする
生徒全員にワークシートを配布しましょう(「Where are my Things?」の歌のワークシート2)。このレッスンでは、先生が文章を作り、その文章を聞いて生徒は、物体を正しい位置に描きましょう。
6. リーダーズの「Silly Willy Goes Shopping」を読む
この読み物は、今までの学習と同じ目的があり、なお場所の前置詞を楽しく学ぶのに適しています。対話式の話になっているのです。
レッスンの前に「こども英語教材」サイトからリーダーズの「Silly Willy Goes Shopping」をダウンロードし、印刷しておいてください。ページごとに、絵を指し、家の部屋や部屋にある物体を引き出しましょう。次に、このキャラクターが様々な物体をどこに置くのか、前置詞を使って当ててもらいましょう。たとえば、
先生: Where is Silly Willy? (3ページの絵を指差しながら)
生徒: In the kitchen!
先生: Yes, that's right! And what is this (と、これはと色々と質問)?
生徒: A washing machine, an oven and a fridge.
先生: Right! Good job! And what is Silly Willy holding?
生徒: Cheese!
先生: Yes, cheese! (読み物を読んで) ... "Where do you think he will put the cheese?".
生徒: In the fridge!
先生: Ok, Let's check ... (4ページにめくり、読みながら) ... "In the washing machine! Silly, Silly Willy!"
子供たちが物語によりのめり込むように、たくさんの質問をしましょう(例:様々な物体)。そして、それらの物体が一体どこに置かれるのか想像してもらいましょう。
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下のリーダーズ動画もご利用ください。(インターネットへの接続が必要となります。)
7. 「Prepositions Pictionary」をやる
少ない生徒のクラスであれば、白/黒板で行ってください。生徒数の多いクラスであれば、グループ式にし、紙が必要になります。まずは、先生が見本を見せます。生徒に一人、前に出てきてもらい、「Draw a cat on a car」と言います。その生徒は、その絵を描きます。そして次は、その生徒に、描いてもらいたい内容の質問を他の生徒に言ってもらいましょう。次々に続けていってもらい、最終的に全員が絵を描き、質問をしたなら終了となります。
まとめ:
1. 宿題を出す:「Where is it? 」のワークシート。
2. 「ウォームアップ」及び「まとめ」レッスンシートに掲載されたアイデアを利用し、レッスンをまとめる。