レッスンの流れ:
ウォームアップと復習:
「ウォームアップ」レッスンを参考にしてください。
新出内容とレッスンの実施方法:
1. 1から10までの復習をする
まず、1−10の数字をボードに書きます。先生が数字を書くたびに子どもたちには大きな声でその数字を言ってもらいましょう。続いて柔らかいボール、キューブまたは何かそれに似たものを10個取り出し、みんなにボールについている数字を言ってもらいます。(レッスンまでに、ボールにそれぞれ1から10の数字をテープで貼っておきましょう) 次に、先生は教室のあちらこちらにボールを投げ、1人1人に言われた数字のボールを取って先生のところへ持ってくるように言います。(例:「Maria, please give me number 6」) 最後に、「The Numbers Song (Numbers 1-10)」を再生し、みんなで歌います。この歌はこども英語教材ホームページの歌のセクションにあります。
2. 「Pass the Parcel Numbers 11-20」をする
「Pass the Parcel」(のいろいろあるバージョンの1つ) をし、11から20までの数字を導入します。レッスンの前に、A4サイズの用紙を10枚用意し、それぞれに11から20の数字を書いておきます。用紙をよく混ぜて数字が順番にならないようにしておきましょう。これから小包を作ります。まず、最初の1枚でボールを包みましょう。(そのとき数字を書いた側が内側になるようにします。)それをさらに(同じく数字が内側になるようにして) 次の紙で包みます。残りの紙も同じように重ねていくと小包が完成します。お好みで紙の間に小さなお菓子を入れてもよいでしょう。
子どもたちを輪になって座らせましょう。
- 音楽(どんな曲でもかまいません) を再生し、先生が音楽を止めるまで子どもたちは輪の中で小包をまわします。音楽が止まったときに小包を持っている子が包み紙の最初の1枚をはがすことができます。先生はその紙をもらい、数字の書かれている面を上にしてボードに貼ります。この時点では数字(の読み方) を教える必要はありません。
- もう1度音楽を再生し、しばらく小包をまわしたら音楽を止めます。小包を持っている子は次の1枚をはがして数字を見ます。そしてさっきボードに貼った数字よりも大きいか小さいかによって、その右または左側に紙を貼ります。(例:ボードに貼られた数字が15で、包み紙に書かれた数字が19なら、19を15の右側に貼ります。)
- 「Pass the Parcel」を続け、11から20までの数字が順にボードに並んだら、このアクティビティは終了です。
3. 11から20を導入する
ボードに数字を全て貼ったら、みんなで数字を言いましょう。まず11を3回言います。他の数字も同じようにしてください。次に11、12、13など数字を1つずつ順に言います。何度か11から20を言い、その都度言うスピードを速くしていきましょう。ここで子どもたちを2人1組にします。ペアごとに数字を言う練習をしてもらいましょう。(例:A: 11, B: 12, A: 13, B: 14のように、2人が数字を交互に言います)
4. 「Stand in the right order」をする
ボードに貼られた包み紙を子どもたちに手渡します。クラスが10人以上の場合は、各数字を2枚以上用意しておきましょう。10人以下の場合は、1人が持つ紙の数を増やします。そのとき、(例えば1人が2枚持っている場合は) 14と18ではなく、14と15など、数字が続くようにしましょう。続いて子どもたちに持っている数字の順に1列になるように言いましょう。11から20の順に並べるまで位置を入れ替わります。並んだら列の前から順に、自分の持っている数を大きな声で言ってもらいます。(何度か繰り返し) 徐々に言うスピードを上げていくと盛り上がりますよ。
5. 「Write the numbers 1-20 on the board」のアクティビティをする
子どもたちに手伝ってもらい「Numbers 1-20 Song」を歌うときに使う数字をボードに書きましょう。先生は、ボードに大きなマスを4列、20個描いてください。誰か1人の名前を呼んで、(前に出てもらい) 最初のマスに大きく1の数字を書いてもらいます。次々に前に出てマスに数字を書いてもらい、ボードに1から20の数字が全て並ぶようにします。完成したらこのようになります。
歌を再生し、それに合わせてみんなで数字を言います。歌に出てくるごとにボードの数字を指さすとわかりやすいでしょう。とてもテンポの速い曲なのでついてゆくのは大変ですが、そこが楽しいところでもあります。上手く歌えるようになるまで、何度か歌を再生してください。子どもたちに「Numbers 1-20」の歌のポスターを印刷して配るのもよいでしょう。歌を歌いながら、数字が出てきたらポスターの数字にタッチしてもらいます。
「Numbers 1-20 Song」の歌詞
Verse 1:
1 – 2 – 3 – 4 – 5
6 – 7 – 8 – 9 – 10
1 – 2 – 3 – 4 – 5 – 6 – 7 – 8 – 9 – 10
Verse 2:
11 – 12 – 13 – 14 – 15
16 – 17 – 18 – 19 – 20
11 – 12 – 13 – 14 – 15 – 16 – 17 – 18 – 19 – 20
Verse 3:
1 – 2 – 3 – 4 – 5 – 6 – 7 – 8 – 9 – 10
11 – 12 – 13 – 14 – 15 – 16 – 17 – 18 – 19 – 20
Ok … Let’s do all the numbers!
1 – 2 – 3 – 4 – 5 – 6 – 7 – 8 – 9 – 10
11 – 12 – 13 – 14 – 15 – 16 – 17 – 18 – 19 – 20
「Numbers 1-20 Song」の歌に合わせてする動き
歌に合わせて以下のようなアクティビティをしてみましょう。
- 歌を再生する前にボードに1から20の数字を書きましょう。順に大きく書きます。先生が数字を指さすのを見ながら子どもたちは歌を歌います。
- A4サイズの用紙に1から20の数字を印刷し、教室の壁に貼ります。子どもたちは歌いながら、出てきた数字を指ささなくてはなりません。(数字を順に貼ってもよいですし、もっと難しくしたい場合はランダムに貼ってもよいでしょう。)
- 「Numbers 1-20 song」の歌のポスターを印刷して配ってください。歌を再生したら、子どもたちは歌い、出てきた数字にタッチしなければなりません。
下の歌の動画もご利用ください。(インターネットへの接続が必要となります。)
7. リーダーズの「Let's Count to 20! 」を読む
この読み物で子どもたちは各ページのアイテムを数えながら、11から20までの数を練習します。レッスンまでにリーダーズの「Let's Count to 20!」をダウンロードし、印刷しておきましょう。読むときは、いっしょに数を数えてもらいましょう。例:
先生: (2ページを見せる) Look, what are these?
子どもたち: Pencils!
先生: Yes, well done! ... (2ページを読む) ... "Let's look in my pencil case. How many pencils can you see?" ... Ok, let's count together!
子どもたち: 1 .. 2 .. etc. .. 17 .. 18!
先生: 18? Ok, let's check ... (3ページを開いて読む) ... "18! Yes, that's right!"
お話の続きを読み、アイテムを数え、アイテムの名前を引き出すか導入してください。たくさん質問することで子どもたちが深くお話に入っていけるようにしましょう。(例:色や動物についてたずねるなど) お話の最後にサプライズの質問があり、楽しいですよ。登場人物のペットに関する質問です。お話を遡って動物の数を数えなければなりません。
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下のリーダーズ動画もご利用ください。(インターネットへの接続が必要となります。)
8. 「1-20 Balls Write 1」のワークシートをする
最後に数に関するワークシートをして、少し静かな時間を持ちましょう。「1-20 Balls Write 1」のワークシートを使用してください。子どもたちが数を記入している間に、先生は教室の中をまわって様子を見たり、たくさん声かけをしてください。みんなに「What number is this?」などの質問をし、数字をなぞりながらそれを(英語で) 言ってもらいましょう。
まとめ:
1. 宿題を出す:「1-20 Balls Write 1」のワークシート。
2. 「ウォームアップ」及び「まとめ」レッスンシートに掲載されたアイデアを利用し、レッスンをまとめる。