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Adverbs of frequency「頻度を表す副詞」

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レッスンプラン: Adverbs of frequency

レッスンプラン

Adverbs of frequency
「頻度を表す副詞」

物事をどれだけの頻度で行うか、頻度の副詞を使って表現しよう。

内容:

- レッスンプラン(完全版)
- ワークシート 3枚
- リーダーズ「The Mystery of the Missing Magic Carpet」

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メモ:

とても楽しくエネルギッシュなレッスンです。みんなすぐに基本文を覚えることができるでしょう。このレッスンの一部(特に歌など) は、子どもたちのエネルギーを発散させてあげたいときなど、他のレッスンでも使えます。

レッスンの流れ:

ウォームアップと復習:

ウォームアップ」レッスンを参考にしてください。

 

新出内容とレッスンの実施方法:

1. 曜日の復習とボールを投げる遊び

まずはじめに、全員を立たせて、一人の生徒にボールを投げましょう。そしてボールを受け取った生徒は、別の生徒にボールを投げるよう指示します。しばらくの間、みんなでボールを投げ合い、ボールを床に落とさないようにして遊びましょう。

次に、ボールを持っている生徒にボールを自分に投げてもらいます。その時、ボールをキャッチすると共に「Monday」と叫びましょう。別の生徒にボールを投げ、その生徒にボールを取ると同時に「Tuesday」と叫んでもらいます。同じように他の生徒にもボールが来たらキャッチするときに曜日を叫んでもらいます。この時、曜日が正しい順番になるように注意します。もしもボールが床に落ちた場合や、間違った曜日を叫んだ生徒がいた場合、再度「Monday」から始めてください。スピードを上げ、ボールを落としたり、曜日を間違えないようにして、3〜4回行いましょう。

 

2. お気に入りの曜日について話し合う

全員に座ってもらいます。ボードの上の部分に「The best day of the week is」と書き、生徒たちに答えてもらいます。きっと土曜日や日曜日という答えが多いでしょう。一番答えの多い曜日が分かったら、それを下のようにボードに書き込みます。

The best day of the week is Saturday

次に、なぜその曜日が一番なのか、生徒に大きな声で答えてもらいましょう。その内容をボードに書き込んでいきます。例えば下のようになります。

お気に入りの曜日について話し合う

 

3. 頻度を表す副詞を導入

カードに書き込んだ内容を一つ選びます。「 I go shopping with friends 」を例にとってみましょう。ボードの右側に「 On Saturdays, I _____________ go shopping with friends 」と書いて下さい。

次に、下の図のように縦の線を引き、下に0%、上に100%と記入し、頻度を表す表にします。

頻度を表す副詞を導入

まずは、自分と0%を指差しながら首を横に振り、土曜日に友達と買い物には絶対に行かない事を示します。

次に何人かの生徒に出てきてもらい、自分達の答えに当てはまる線の位置を指してもらいます。(例:たまに行く場合は、50%、良く行く場合は70%など。)

この段階まで来たら、頻度の副詞を表に書き込んで行きます。レッスンの前に準備した、頻度の副詞が書いてあるカード (always, almost always, often, usually, sometimes, rarely, hardly ever, almost never, never) の中から「 never 」のカードをボードの0%のところに付けましょう。そして「 I never go shopping with friends on Saturdays”.」と言います。

生徒たちにカードを配り、それぞれのカードが当てはまる表の位置に貼ってもらいましょう。生徒がカードを貼りに行く際、他の生徒にも「 higher!”」「 lower!」と言って手伝ってあげるように促しましょう。全員のカードが貼り終わるまで続けます。

頻度を表す副詞を導入

お教室を回り、各々の生徒に買い物に行く頻度を正しい文章を使って言ってもらいましょう。(例:「 On Saturdays, I often go shopping with friends.」)

生徒たちを3〜4のグループに分け、グループ内でボードに記入されている他の内容の頻度について、正しい文章を使いながら練習してもらいます。教室を回りながら教えてあげたり、間違いを直してあげたりしましょう。

最後に、何人かの生徒に下の例のように質問を投げかけて下さい。

先生: Frank, how often do you go swimming on Saturdays?(フランク。君はどれくらいの頻度で土曜日に水泳に行くかい?)
生徒: On Saturdays, I hardly ever go swimming.(土曜日にはほとんど行かないよ。)
先生: Good job!  Helen, how often do you sleep in on Saturdays?(よく出来ました。ヘレン、君は、土曜日にどれくらいの頻度で寝ますか?)
生徒: On Saturdays, I always sleep in.土曜日は、いつも寝てるよ。)
など。

 

4. 「Adverbs of frequency questionnaire」のワークシートをする

生徒を二人組みにします。A/Bの組み合わせのワークシートを配り、2分ほどみんなに単語を確認してもらいます。それから一斉に始めてもらいます。片方の生徒にワークシートの質問をパートナーに出してもらい、その答えをメモってもらいましょう。最後に順番にワークシートの内容・自分のパートナーの事について発表してもらいます。

 

5. 「 Climb the frequency ladder 」ゲームを遊ぶ

ボードにタイトルの「」を書いてもらい、9段のハシゴを縦に書きましょう。

「 Climb the frequency ladder 」ゲームを遊ぶ

各段に本日のレッスンでやった頻度の副詞を書き込みます。「 never 」を一番下の段、一番上は「 always 」にして下さい。こちらが例えになります。

全員に立ってもらい、パートナーを見つけてもらいます。みんな一番下の段から始め、勝つには一番上の段まで上り詰めないといけない事を説明しておきます。ハシゴを登って行くには、一人の生徒がパートナー相手に質問をしなくてはなりません。ハシゴにある、頻度の副詞を導き出す質問を出し、相手にその単語を言わせれば、その段はクリアです。それを下から順番に行い、ハシゴを登っていきます。
例えば、一番最初の質問は、相手に「never」を言わせる内容にしないといけません。

生徒AHow often do you cook dinner? (あなたは、どれくらい食事を作りますか?)
生徒BI never cook dinner.(私は、食事は全く作りません。)

質問に対して、答えに「never」が入っていたら、生徒は次の段に上がれます(「almost never」)。役割を変えて、今度は回答した生徒がもう片方に、次の副詞を導く質問をします。ただし、違った答えだった場合は、下の段に落ちてしまいます。そして、正解して上の段に上がるまでは、同じ生徒が質問を続けましょう。最初に一番上の段に到着した人が勝ちです。

 

リーダーズの「The Mystery of the Missing Magic Carpet」を読む6. リーダーズの「The Mystery of the Missing Magic Carpet」を読む

レッスンの最後は、楽しいお話で締めくくりましょう。レッスンが始まる前に、リーダーズの「The Mystery of the Missing Magic Carpet」を当サイトからダウンロードし、印刷しておいてください。ページをめくる毎に、絵を指差し、何が起きているのか生徒に聞いてみてください。例えば:

先生: (3ページの絵を指しながら) Oh dear, Maria doesn’t look very happy, does she? (あら大変!マリアはあまり楽しそうではないわ。) What do you think is wrong?(どうしたのだと思いますか?)
生徒: Her pencil is on the floor?(彼女の鉛筆が床にあります。)
先生: Yes, it is on the floor.  But why is Maria unhappy?(そうですね。床にありますね。でもなぜ楽しそうでないのでしょう?)
生徒: Did you lose her pencil?(彼女の鉛筆を無くしましたか?)
先生: Maybe!  Let’s check(そうかもしれませんね。確かめてみましょう。) (リーダーズを読む・・・) “This was strange. I hardly ever lose things. Last year, I lost a pencil but that is the only thing I have ever lost.”(おかしいわ。私は物を無くすことはないの。去年、鉛筆を無くしただけれど、それ以外は無くし物をしたことないわ。) Yes, you are right!  Well done!(正解!よくできました!)
など。

生徒にお話にのめり込んでもらい、話の内容を推測したり、頻度の副詞を使うよう仕向けるため、いろんな質問を投げかけましょう。

お話を読んだ後、生徒にリーダーズワークシートを配り、お話のどの部分で頻度を副詞が使われていたか思い出してもらい、その内容をワークシートに書いて埋めてもらいましょう。さっとお話を読み、ワークシートに書いた答えを確認していきましょう。

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下のリーダーズ動画もご利用ください。(インターネットへの接続が必要となります。)

What can you do?

 

まとめ:

1. 宿題を出す:「Adverbs of frequency write」のワークシート。
2. 「ウォームアップ」及び「まとめ」レッスンシートに掲載されたアイデアを利用し、レッスンをまとめる。

 

間違いがありましたか?お知らせ下さい。
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