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Comparing Things 2
「物の比較2(最上級形容詞)」

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レッスンプラン: Comparing Things 2 (Superlative Adjectives)

レッスンプラン

Comparing Things 2
「物の比較2(最上級形容詞)」

最上級形容詞を使って、ものを比較する。

内容:

- レッスンプラン(完全版)
- ワークシート 6枚
- リーダーズ「World Records」

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メモ:

とても楽しくエネルギッシュなレッスンです。みんなすぐに基本文を覚えることができるでしょう。このレッスンの一部(特に歌など) は、子どもたちのエネルギーを発散させてあげたいときなど、他のレッスンでも使えます。

レッスンの流れ:

ウォームアップと復習:

ウォームアップ」レッスンを参考にしてください。

 

新出内容とレッスンの実施方法:

1. 形容詞の復習 - 「Pictionary」をする

前回のレッスン(比較形容詞)でみんなたくさんの形容詞を学んだはずです。これを前回のレッスンで使った単語カードを使って復習しましょう(この単語カードは、このレッスンプランの最後にもあります。「high(高い)」と「young(若い)」の二枚多くありますが、それはここでは使わないでください)。

レッスンの前に、単語カードを準備しておきましょう。

ボードを使って「Pictionary」ゲームをクラス全員でやります。まずはカードを一枚取り、誰にも見せずにそこに書かれている形容詞をボードに描きます。例えば、カードの内容が「tall(高い)」であれば、高い木を描きましょう。生徒たちに形容詞を当ててもらいますが、多少のヒントは必要になると思います。(例:木が高いことを示すため、木の下に小さい人を描くなど。))

最初に正解の形容詞を言った生徒に前に出てきてもらい、同じ作業をやってもらいます。これをカードが終わるまで続けます。

 

2. 比較級の復習と新しい形容詞を二つ教える

ボードの内容を消します。
ボードの四つのスペースに分けられるよう、線を引いてください(下参照)。左上のスペースにリンゴを描き、みんなに「apple(リンゴ)」と言ってもらいましょう。次に、最初のリンゴよりも大きなリンゴを隣に描きます。最初のリンゴの絵の下には、「big(大きい)」と書き、「This apple is big(このリンゴは大きい)」と言います。それから隣のリンゴを指して、「But this apple is…(でもこのリンゴの方が…)」と言って、「bigger(更に大きい)」という単語を生徒から引き出しましょう。そして、そのリンゴの下に「bigger(更に大きい)」と書いてください。

2.	比較級の復習と新しい形容詞を二つ教える

今度は、左下に腕時計の絵を描いて「expensive(高い)」(そして「more expensive(更に高い)」という形容詞で同じ作業をしましょう。

次は、「Pictionary」ゲームで使ったカードを利用します。ランダムに形容詞を言ってみてください(例:「beautiful(美しい)」)。この形容詞の比較級(「more beautiful(更に美しい)」が分かった生徒は机を叩くようにします。最初に机を叩いた生徒に回答させ、正解なら1ポイント与えます。カードが終わるまで続け、最もポイントの多い生徒にみんなで拍手しましょう。

新しい形容詞を二つ教えましょう:「high(高い)」と「young(若い)」

ボードの右上のスペースに山を描き、生徒に「mountain(山)」と言ってもらいます。そして「high(高い)」という単語も言ってもらい、絵の下に書き込みます。
みんなで三回「high(高い)」を繰り返します。
次にこの比較級である「higher(更に高い)」を教え、更に高く描いた山の下に書きます。全員で3回繰り返します。

今度は、右下に赤ちゃんを描きましょう。「Is the baby old?(この赤ちゃんは年ですか?)」と生徒に聞いてください。「young(若い)」という形容詞を教え、ボードに書き、みんなと3回繰り返して言います。次に「younger(更に若い)」と言い、ボードに書き、みんなで3回繰り返します。
ボードは下の図のようになります。

2.	比較級の復習と新しい形容詞を二つ教える

 

3. 「Teacher Says」をする

レッスンの前にこのレッスンプラン最後にあるカードを印刷し、3〜4人のグループ分準備しましょう。

生徒を3〜4人のグループに分け、カードが束ねておいてあるテーブルを囲んでもらいます。生徒Aがカードを一枚引き、他のメンバーに読みます。その生徒は鉛筆を取って、それをテーブルの上で回転させてもらいます。鉛筆の回転が止まり、鉛筆の先が指している生徒がカードの単語の比較級を使って文章を言わなくてはなりません。
例えば:

  • heavy: This bag is heavy but that bag is heavier.
  • delicious: Pizza is delicious but chocolate cake is more delicious.
  • good: Harry Potter is a good movie but Star Wars is a better movie.

 

みんなにゲームの内容を良く理解してもらうため、初めは例を見せるのがいいかもしれません。この時、文章はボードに書くのもお勧めします。その方が生徒が理解しやすくなります。

ゲームの最中、聞こえてくるみんなの文章をそのまま(間違いを直さず)ボードに書いてください。
全員が終えたら、みんなにボードに注目してもらいましょう。ボードに書いた文章を読み、それが正しいか聞きます。もしも正しければ、隣にチェック (?) を入れてください。間違っていれば、バツ(X) を入れてください。間違った文章をグループ内で相談し訂正してもらい、終えたら先生に報告してもらい、正しい内容をボードに書き込みましょう。

 

4. 最上級形容詞を教える(the adj + est / the most + adj)

ポイント2の時のボードの内容に戻ってください。リンゴのスペースに二つよりも更に大きなリンゴを描いてください。そして「This apple is big. This apple is bigger. This apple is the biggest!(このリンゴは大きい。このリンゴは更に大きい。このリンゴは、最も大きい。)」と言います。「the biggest(最も大きい)」と3つ目のリンゴの下に書きましょう。

他の3つのスペースでも同じことをしましょう。ボードは下の図のようになります。

最上級形容詞を教える(the adj + est / the most + adj)

最上級形容詞を教える(the adj + est / the most + adj)

 

5. 「Comparatives & Superlatives(比較級と最上級)」ワークシートをする

ボードに歌に出てくる順番に絵カードを貼るか、「What Can You Do?」の歌のポスターを貼りましょう。歌を再生し、みんなで歌います。先生といっしょに、歌いながらアクションをしてもらいましょう。この歌を初めてレッスンで使うときには、何度か続けて再生してください。

 

6. 比較級と最上級を生徒同士で練習する

生徒にペアを組んでもらいます。生徒Aは自分の「Comparatives & Superlatives(比較級と最上級)」ワークシートを見て、生徒Bは、自分のを伏せておきます。生徒Aが形容詞が入った短い文章を言い、生徒Bには、その文章の形容詞を比較級と最上級に変えて文章を言ってもらいます。
例えば:

生徒 A: An old book.(古い本)
生徒 B: An older book.  The oldest book.(更に古い本。最も古い本)
生徒 A: A beautiful bird.美しい鳥
生徒 B: A more beautiful bird.  The most beautiful bird.更に美しい鳥、最も美しい鳥

一通り終えたら、今度は役割を変えて行いましょう。

今度は、生徒全員にワークシートを裏にして立ってもらいます。一人ずつ、形容詞を入れた文章を言い、それを比較級と最上級で言い直してもらいます。正しく言えてれば、その生徒は座れます。
例えば:

先生: Hiro, a cheap car.(安い車。)
デイビッド: A cheaper car.  The cheapest car.(更に安い車。最も安い車。)
先生: Good job! You can sit down.(よくできました!座ってください。)

 

7.Let’s compare things on the table(テーブルの上のものを比較しよう)」をする

生徒を3〜4人のグループに分け、テーブルの周りに座ってもらます。まずは、一つのグループに例として行ってもらいます。
誰もが持っているオブジェクトを選び(鉛筆、ペン、筆箱、カバン、携帯電話、靴、ノート、ほか)、それをテーブルの上にならべてもらいましょう。生徒たちはテーブルに並べたものを比べる練習をします。

生徒 A: (指して) A colorful pencil case.(カラフルな筆箱)
生徒 B: (指して) A more colorful pencil case.(更にカラフルな筆箱)
生徒 C: (指して) The most colorful pencil case!(最もカラフルな筆箱!)

生徒たちになるべく多くのアイテムで練習するように言いましょう。
先生は、お教室を回り、単語を教えてあげたり、間違いを直してあげましょう。

最後に、各グループに自分たちが行った内容を発表してもらいましょう。

 

リーダーズの「World Records」を読む8. リーダーズの「World Records(世界記録)」を読む

このリーダーズは、前にやったレッスンの内容を強化するのに最適です。
レッスンの前に、リーダーズの「World Records(世界記録)」を当サイトからダウンロードし、印刷しておきましょう。ページをめくりながら、質問の答えを生徒から引き出しましょう。絵が答えになるので、その絵を見せないように気をつけましょう。

例えば:

先生: (2ページから) 「First up, which is the fastest land animal in the world?(世界で一番速い陸に住む動物はなんでしょう?)」
生徒: 「A horse?  A tiger? 」  他(うま? とら? 他)
先生: 「Hmm.  Let's see.(なんでしょう)  (読む) The answer is ... the cheetah!.(答えは…チーターです!)」  「Wow, really! (本当だ!) (3ページの絵を見せながら).」  「I wonder how fast it runs?  Any ideas?(どれくらいの速さなのでしょう?)」
生徒: 「100 km/h?」
先生: (読む) 「The cheetah can run at a top speed of 120 km/h (75 mph), which is super fast!(チーターは、最高120 km/h (75mph)出せる。すごいスピードだ!)」  「Wow, that is fast, isn't it?(本当に早いね。)」「 That's how fast I drive my car on the highway!(それって、先生の車が高速出す速さと同じだよ!」
など。

リーダーズの最後には、クイズがあります。このクイズはクラスみんなでやってもいいですし、グループに分かれてやっても構いません。

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下のリーダーズ動画もご利用ください。(インターネットへの接続が必要となります。)

What can you do?

 

9. 「Class Superlative Survey(クラス最上級調査)」

クラス全員に「Class Superlative Survey(クラス最上級調査)」の用紙を全員に配り、みんなに立ってもらい、自分の調査用紙にクラスメートの名前を記入してもらいましょう。
人数の多いクラスであれば、8〜10人のグループに分けてもいいでしょう。
少々めまぐるしいアクティビティですが、誰が一番良い笑顔かや、最も早口などと言った興味深い質問を生徒が出してくるので、結果面白い内容になるはずです。

最後は、すべての調査の回答を参照して、それぞれのカテゴリの最もふさわしい人を選びましょう。

 

まとめ:

1. 宿題を出す:「Compare Monsters」のワークシート。
2. 「ウォームアップ」及び「まとめ」レッスンシートに掲載されたアイデアを利用し、レッスンをまとめる。

 

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