レッスンの流れ:
ウォームアップと復習:
「ウォームアップ」レッスンを参考にしてください。
新出内容とレッスンの実施方法:
1. 天気に関する語彙を導入する
レッスンの前に、晴れ、雨、風、曇り、雪、霧、暑い、寒いなど、天気の絵カードを準備しておきましょう。こども英語教材の絵カードをぜひご利用ください。絵カードは教室の壁に貼ります。
2. 「Touch the cards」をする
レッスンが始まったら、先生は教室の中を歩き回り、天気の絵カードにタッチします。このとき「it's sunny!」などと言いながら「The Weather Song」の歌に合わせてする動き(アクション) をしましょう。子どもたちにもアクションをしたり、「it's sunny!」などをいっしょに言ったりしてもらいましょう。次に、全員立ちます。先生は、「It’s rainy!」など天気について大きな声で言い、子どもたちは言われた絵カードへ走って行ってタッチし、アクションをします。人数が多い場合は、壁に貼る絵カードの数を各絵カード数枚ずつにするなどして (増やして) おくとよいでしょう。
3. (レッスン当日の) 天気について話をする
子どもたちに窓のそばに行くように言いましょう。(外に出てもらってもいいですよ) 先生は「How’s the weather?」「Look outside.」と2、3回言います。子どもたちから、(レッスン当日の) 天気を表す語句を引き出し、暑いか寒いかを言ってもらいます。(必要であれば、「warm (暖かい)」も導入してください) (例:「It’s cloudy and rainy and cold.」) 続いて1人1人に「How’s the weather?」とたずね、答えてもらいましょう。
まず、天気の絵カードを歌に出てくる順に、ボードに貼ります。(こども英語教材の「The Weather Song」の歌のポスターもご活用ください。) 子どもたちは立って、先生が歌いながらアクションをするのを見ます。次に子どもたちにもアクションをしながら、いっしょに歌ってもらいます。曲は2〜3回再生してください。
「The Weather Song」の歌詞
Verse 1:
How’s the weather? How’s the weather?
Look outside.
How’s the weather? How’s the weather?
Look outside.
It’s sunny, it’s rainy, it’s windy, it’s cloudy.
It’s snowy, it’s foggy, it’s hot, it’s cold.
Verse 2:
How’s the weather? How’s the weather?
Look outside.
How’s the weather? How’s the weather?
Look outside.
It’s sunny, it’s rainy, it’s windy, it’s cloudy.
It’s snowy, it’s foggy, it’s hot, it’s cold.
"It’s sunny"
「The Weather Song」の歌に合わせてする動き
歌いながら、簡単な動きをしてみましょう:
- 「How’s the weather?」とたずねる場面では、みんなで歌いながら、両肘を曲げて引き、手のひらが上を向くようにします。(「What?」など質問をするときにするアクションです)
- 「Look outside」では、窓の方を向き、片手を眉のあたりにかざして(敬礼するときのように)、遠くの方を見るような動きをします。
- 天気を表す語句が出てきたら、手を使って次のようなアクションをします。
• 晴れ:ゆっくりと両手を広げます。
• 雨:上から下に指をひらひらさせながら、雨が降る様子を表現します。
• 風:口からふぅっと息を吐き出し、風の吹く様子を表現します。
• 曇り:両手で雲の形をつくります。
• 雪:上から下に指をひらひらさせて雪を表現し、ブルブル震えます。
• 霧:手探りをするように、目を閉じて手を差し出します。
• 暑い:顔のあたりであおぐように手をパタパタさせます。
• 寒い:ブルブル震え、自分を抱きしめるような動きをします。
下の歌の動画もご利用ください。(インターネットへの接続が必要となります。)
5. 「Flashcard Concentration」をする
子どもたちを4人ずつのグループに分け、各グループに天気の絵カードを2セットずつ配ります。まず先生が1つのグループとゲームをし、みんなに見てもらいます。カードをよく切り、表を下にして床に並べます。カードを2枚表に返します。異なるカードを2枚引いたときは、カードを裏返して元に戻し、次の人の番です。晴れのカードを2枚など、同じカードを2枚引いたらカードをもらえ、もう1度カードを引けます。カードが全てなくなったらゲーム終了で、1番たくさんカードを取った人の勝ちです。
6. リーダーズの「What Weather do you Like?」を読む
この読み物は、天気に関するレッスンにぴったりです。読みながら、子どもたちはどんな天気が好きかを言います。レッスンの前に、リーダーズの「What Weather do you Like?」をダウンロードし、印刷しておいてください。読むときは、絵を指さしながら、子どもたちからキーワードを引き出します。例:
先生:What is this?
子どもたち:It's a flower.
先生:And how's the weather?
子どもたち:It's sunny!
先生:That's right! ...(お話を読む) ... "I am a flower. I like sunny weather". Do you like sunny weather Ken?
子どもたちの1人(ケン):Yes, I do.
たくさん質問することで、子どもたちがお話に深く入っていけるようにしましょう。(例:色や物の名前を引き出す) そして、どんな天気が好きかを話してもらいましょう。
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下のリーダーズ動画もご利用ください。(インターネットへの接続が必要となります。)
7. 「Flashcard Basketball」をする
子どもたちは、チームに分かれて、かごにボール(紙をくしゃくしゃに丸めた物でもよいでしょう) を投げ入れます。まず、最初の1人に絵カードを見せます。絵カードに描かれている天気やその他の物を英語で言えたら、かごにボールを投げるチャレンジができます。上手くボールが入れば、2点もらえます。ボールが入らなくても、かごにあたれば1点です。得点が多いチームの勝ちです。
8. 「Weather Match and Draw!」ワークシートをする
このセクションの終わりにワークシートを配布します。子どもたちがワークシートをしている間に、質問をします。(質問の例:「what is that?」など)
まとめ:
1. 宿題を出す:「Weather Draw」のワークシート。
2. 「ウォームアップ」及び「まとめ」レッスンシートに掲載されたアイデアを利用し、レッスンをまとめる。
これから(先)のレッスン:復習と天気のチェックの仕方
1. 「天気ボード」を用意する
段ボール紙を用意し、フェルトで覆います。(これは完成したら壁に取り付けます。) できれば(空を表す) 青いフェルトを用意してください。一番上に大きく「How’s the weather today?」その下に「Today it’s」と書きます。天気の絵(こども英語教材の絵カードなど)を切り取り、裏にマジックテープを貼ります。いろいろな天気の絵をボードの縁周りに貼り付け、(ボードを) 壁に取り付けます。
2. 「The Weather Song」を歌う
ウォームアップの中で、天気について話をする時間を取りましょう。「The
Weather Songを歌うことから始めます。(歌に合わせてアクションをしましょう。)
3. 外を見て、天気をチェックする
「How’s the weather? Look outside.」と言い、みんなに外を見てもらいます。子どもたちからレッスン当日の天気を引き出しましょう。
4. 天気ボードに(晴れ、曇りなどの) 絵を貼る
何人かに前に出てもらい、天気ボードに天気の絵を貼ってもらいましょう。そのとき、必ず天気を表す語句を言わせるようにしましょう。