レッスンの流れ:
ウォームアップと復習:
「ウォームアップ」レッスンを参考にしてください。
新出内容とレッスンの実施方法:
1. 1から10の数を復習する
このレッスンまでに1から10の数のレッスンを済ませておきましょう。このレッスンで、これらの数を定着させることができます。復習をしたり、楽しく数を学ぶよい機会となるでしょう。
レッスンまでに、マーカーで1から10までの数をそれぞれカードに書いておきましょう。(あるカードには数字の1、別のカードには数字の2など、10まで、カード1枚につき数字を1つずつ書きます。) 子どもたちを3〜4人のグループに分けたとき、各グループ1セットずつ行き渡るようにします。
- 子どもたちは立って、先生といっしょに指を1本ずつ立てながら、1から10まで数えます。最初はゆっくり数え、(何度か数えるうちに) 徐々に早くしていきましょう。10から1までカウントダウンしていってもよいでしょう。
- 続いて、「clusters」をします。先生は「Get into groups of 3!」と言い、子どもたちは誰かと3人組にならなくてはなりません。人数にもよりますが、できるだけいろいろな数を使ってグループを作りましょう。
- 次に、子どもたちを3〜4人ずつのチームに分けます。各グループに(先ほど説明した)数字のカードを1セットずつ配り、チーム対抗でカードを順に並べる競争をします。
- 机または床にカードが並んだら、子どもたちにカードをよく混ぜるように言います。(数字の書かれた面が上になるようにしましょう) 10秒でどこにどの数字のカードがあるのかを覚えてもらいましょう。ここで、「Turn over the cards」と言い、カードを裏返してもらいます。準備ができたら、先生は「Ok, touch number 6.」と言い、子どもたちは6だと思われるカードにタッチし、それから表に返してカードに書かれている数字を確認します。他のカードも同じようにしましょう。
- ここでカードを全て回収します。子どもたちに数字のカードを(先生のところへ) 持ってくる競争をしてもらいましょう。
- 最後に、立って( 1から10の数のレッスンで使用した)「The Numbers Song」を全てのアクションをしながら歌ってもらいましょう。
2. ペットや動物に関する語彙を導入する
レッスンまでに子ども英語教材の絵カードのセクションから犬、猫、ハムスター、ウサギ、金魚、ネズミ、亀、オウム、馬、ゾウなど歌に出てくる動物の絵カードを(ダウンロードして) 印刷しておきましょう。
子どもたちはすでに猫や犬など、いくつか動物の名前を知っていると思いますので、ここでは絵カードを見せるだけでなく、「Flashcard Reveal」をしましょう。絵カードを1枚取り出し、他のカードの束の後ろに隠して持ちます。少しずつゆっくりと絵カードを束の後ろからのぞかせて、だんだん絵が見えるようにしていきます。
子どもたちに何のカードか大きな声で言ってもらいます。正解が出るまで続けましょう。英語で言い方が分からない場合は、英語以外で答えてもかまいません。その場合は必ずその動物を英語で何と言うか教えてください。それぞれの動物の名前をみんなで3回ずつ言う練習をしたらボードに絵カードを貼ります。
ボードに全てのカードが並んだら、もう1度動物の名前を言う練習をします。続いてカードをどれか1枚指さし、子どもたちからそれが何かを引き出したら、カードの下に動物の名前をよく見えるように書きます。
メモ:必ず「mouse」の複数形、「mice」も導入してください。
3. 「Teacher Says」をする
子どもたちを2から4チームに分け、各チーム1人ずつゲームに参加します。先生はボードに貼られた動物の名前のうち1つを大きな声で言います。各チームから1人ずつボードに向かって走って行き、マーカーまたはチョークを取って、動物の名前を書かなければなりません。(ボードのどこに書いてもかまいません) 1番速く、正しく書いた子のチームに得点が入ります。全員が1度は参加し、全ての動物の名前をカバーしたら、このゲームを終わります。
4. 基本文「Do you have (any) ...」と「I have ...」を導入する
先生自身のペットの写真があれば、それを持ってきていただくと楽しいレッスンになるでしょう。(昔飼っていたペットの写真でもかまいません) 子どもたちに写真を見せ、基本文「I have」を使って、何を飼っているかを言ってください。ペットを飼っていない場合は代わりに絵カードを使用してください。
先生はまずカードを指さし、続いて自分を指さします。「I have a pet (dog). His/ Her name is ...」と言いましょう。それから家、棒人間(先生)とペット(犬) の絵をボードに描きましょう。棒人間を指さし、「This is me.」と言います。続いて家と犬を指さし「This is my house」「This is my pet dog, Momo」のように言いましょう。ハムスターやオウムなど他の動物の絵も描くと伝わりやすいかもしれません。ここで大事なのは、ペットとは(動物園などにいる動物ではなく) 家で飼っている動物のことだとはっきりさせることです。
動物を1匹ずつ描き加え、その都度何人かに「Do you have pet (dog)?」とたずねましょう。子どもたちから「Yes, I do.」「No, I don't.」などの答えを引き出します。「Yes」という子には、ペットの名前をたずねましょう。習熟度により、ペットは大きいか、小さいか、何色か、好きな食べ物は何かなど、他にもいくつか質問をしましょう。
最後にランダムに何人か前に出てもらい、先生はボードに貼られたカードの中から動物を選び、「Do you have a pet mouse?」など子どもたちがその動物を飼っているかたずねます。象のカードはジョークですが、飼っているという子がいても驚かないでくださいね。信じられないなあという表情で子どもたちの方を見ましょう。
5. 「Animal Actions」をする
(10人以上など) クラスの人数が多い場合: 10人に前に出てもらい、前に出ていない子たちの方を向いて、1列に並んでもらいます。(前に出ている子には) 1人1枚ずつ絵カードを配ります。そのとき絵カードが他の子から見えないようにしましょう。カードをもらった子は自分のカードを見ることができますが、他の子には見せないようにしてもらいます。まず、先生は最初の1人に「Do you have any pets?」と言い、言われた子には「Yes, I do」と答えてもらいましょう。それからその子は持っているカードに描かれた動物のアクションをします。(例:猫の鳴き声をする、前足をなめるしぐさをするなど) そうしたら先生は「Do you have a cat?」と言います。正解であれば、アクションをした子は自分のカードを持ち上げてみんなに見せ、「Yes, I do」と言います。次にカードを持っていない子が、前に出ている子の1人に「Do you have any pets?」とたずね、(アクションをしてもらい) その子が持っているのは何のカードかを当てます。正しく基本文を使って質問してもらいましょう。動物のものまねを見たり、何の動物か当てたりするのはとっても楽しいですよ。
(10人以下など)クラスの人数が少ない場合:クラス全員に絵カードをどれか1枚配ります。そのとき絵カードが他の子から見えないようにしましょう。子どもたちは自分のカードを見ることができますが、他の子には見せないようにしてもらいます。まず、先生は最初の1人に「Do you have any pets?」と言い、言われた子には「Yes, I do」と答えてもらいましょう。それからその子は持っているカードに描かれた動物のアクションをします。(例:猫の鳴き声をする、前足をなめるしぐさをするなど) そうしたら先生は「Do you have a cat?」と言います。正解であれば、アクションをした子は自分のカードを持ち上げてみんなに見せ、「Yes, I do」と言います。次に子どもたちの1人が「Do you have any pets?」と誰か1人にたずね、(アクションをしてもらい) 持っているカードに描かれている動物を当てます。正しく基本文を使って質問してもらいましょう。動物のものまねを見たり、何の動物か当てたりするのはとっても楽しいですよ。
6. 「Do you have any Pets? 」を歌う
子どもたちに立ってもらいます。歌に出てくる順に絵カードをボードに貼っておきましょう。代わりに歌のポスターを使ってもよいでしょう。歌が始まったら音楽に合わせて、行進するときのようにその場で足踏みをし、以下の「Do you have any Pets」の歌に合わせてする動き のようにアクションをします。子どもたちがコツをつかむまで、何度か歌を再生しましょう。
「Do you have any Pets? 」の歌詞
Chorus:
Do you, do you, do you
Do you have any pets?
Do you, do you, do you
Do you have any pets?
Yes! Yes!
Verse 1:
I have a dog (a dog!)
I have 2 cats (2 cats!)
I have 3 hamsters (3 hamsters!)
I have 4 rabbits (4 rabbits!)
I have 5 goldfish (5 goldfish!)
Chorus
Verse 2:
I have 6 mice (6 mice!)
I have 7 turtles (7 turtles!)
I have 8 parrots (8 parrots!)
I have 9 horses (9 horses!)
I have 10 elephants! (10 elephants! No way!)
Chorus
Verse 3:
I have
a dog
2 cats
3 hamsters
4 rabbits
5 goldfish
6 mice
7 turtles
8 parrots
9 horses
and 10 elephants!
「Do you have any Pets? 」の歌に合わせてする動き
この歌に合わせてする動きはとても簡単です。
- コーラス(繰り返し)の部分では、歌いながら、行進するときのようにその場で足踏みをします。(行進曲風の歌です)
- 1、2、3番を歌うときは:
- オプション 1: 両手をグーにし、歌いながら数に合わせて指を立てていきます。(このときも足踏みは続けましょう)
- オプション 2:ペットの絵カードを印刷し、教室の壁に貼ります。(歌に出てくる順に貼りましょう。) 動物を指さしながら歌います。(このときも足踏みは続けましょう)
下の歌の動画もご利用ください。(インターネットへの接続が必要となります。)
7. リーダーズの「Our Pets」を読む
この読み物は「Do you have any Pets」の歌に続いて読むのにぴったりです。動物に関する語彙や基本文「Do you have ...?」「I have...」を復習できるので、次のアクティビティの準備もできるでしょう。
レッスンまでに、リーダーズの「Our Pets」をダウンロードし、印刷しておいてください。読むときは子どもたちから動物の名前を引き出し、どんな動物がどんなペットを飼っているか想像してもらいましょう。
先生: (1ページを見せる) Look, what animal is this?
子どもたち: Elephant!
先生: Yes, well done! ... (お話を読む) ... "Hello, elephant! Do you have any pets?" ... Now, what do you think this is? (1ページに隠れている動物を指さす)
子どもたち: Um ... a dog? ... a horse?
先生: Let's see ... (2ページを開いて読む) ... "Yes, I have a pet horse". A horse, very good!
お話の続きを読みながら子どもたちから単語を引き出し、動物たちがどんなペットを飼っているか想像してもらいましょう。たくさん質問することで子どもたちがお話に深く入っていけるようにしましょう。(動物たちと同じペットを飼っているかどうかたずねてみてください)
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下のリーダーズ動画もご利用ください。(インターネットへの接続が必要となります。)
8. 「Your Pets Class Survey」をする
アンケートのワークシートを配布し、子どもたちの名前と答えを書き入れて、最初の1行をやってみせます。続いて子どもたちは教室の中を歩き回り、できるだけ多くの子にペットについて質問をします。ペットを飼っていない子には「Which new pet would you like?」のセクションを用意しましたので、こちらを答えてもらいましょう。すでにペットを飼っている子もこのセクションの質問に答えてかまいません。
アンケートを終えたら、ボードに結果を集計します。みんなが飼っているペットの数を書き、最も人気のあるペットが何かを調べましょう。新しくペットを飼うとしたら、何を飼いたいと思っているかについても調べてください。
まとめ:
1. 宿題を出す:「My Pet」ワークシートまたは「My Dream Pet」ワークシートを配布してください。ペットを飼っている子には「My Pet」ワークシートを、飼っていない子には「My Dream Pet」ワークシートを配布しましょう。ペットの名前、年齢、大きさ、色、好きな食べ物などを含む解答例を用意するとよいでしょう。。
2. 「ウォームアップ」及び「まとめ」レッスンシートに掲載されたアイデアを利用し、レッスンをまとめる。