レッスンの流れ:
ウォームアップと復習:
「ウォームアップ」レッスンを参考にしてください。
新出内容とレッスンの実施方法:
1. 「Body Flashcards Fun」をする
レッスンの前に、以下の絵カードを印刷しておいてください。印刷する絵カード:「head」「shoulders」「knees」「toes」「eyes」「ears」「mouth」「nose」「hair」 「arms」「hands」「legs」「feet」まず、素早くそれぞれの絵カードを見せ、子どもたちにそれが何かを答えてもらいましょう。よく知らない単語があれば、それをみんなで3回言う練習をしてください。
次に、子どもたちに絵カードを配ります。人数が多い場合は、絵カードをそれぞれ2枚ずつ用意するなどして、必ず1人1枚ずつ行き渡るようにしましょう。人数が少ない場合は、絵カードを全て配ってください。1人が2枚以上持つことになってもかまいません。先生は大きな声で「Eyes - jump 5 times! 」など、(身体の部位を表す)単語と(子どもたちがしなければならない)アクションを言います。「eyes」の絵カードを持っている子は、アクションをしなければなりません。アクションの例:
• run around the classroom
• star jump 5 times
• say the alphabet a-z
• sing a song
• turn around 5 times
• stand on 1 leg
• hop
• など
2. 「Body Touch Race」をする
子どもたちを2人1組にします。先生は身体の部位に関する単語を言い、子どもたちはどちらが相手の身体(言われた部位) に先にタッチするか競争します。例えば、先生が「Touch your partner's arm!」と言ったら、各ペア、相手が自分の腕にタッチする前に相手の腕にタッチしなければなりません。とても楽しいですが、かなり大騒ぎになるでしょう。楽しくゲームができるように、最初に以下のルールを説明しておきましょう。
• 叩いてはいけません−やさしくタッチしてください
• (お互いから)1歩以上、逃げてはいけません
• 先生へのお願い:けがをする子が出るかもしれませんので、(指示をするとき)「eyes」は言わないようにしてください
3. 「Head, Shoulders, Knees & Toes」を歌う
この歌はこれまでに何度も歌っていると思います。ここでは軽く歌ってみましょう。みんなに1列になってもらい、歌いながら(歌に出てくる)身体の部位にタッチしてもらいましょう。
「Head, Shoulders, Knees & Toes」の歌詞
(段々とリズムが早くなります)
Verse 1:
Head, shoulders, knees and toes,
Head, shoulders, knees and toes,
Eyes and ears and mouth and nose,
Head, shoulders, knees and toes.
Verse 2:
Head, shoulders, knees and toes,
Head, shoulders, knees and toes,
Eyes and ears and mouth and nose,
Head, shoulders, knees and toes.
Verse 3:
Head, shoulders, knees and toes,
Head, shoulders, knees and toes,
Eyes and ears and mouth and nose,
Head, shoulders, knees and toes.
「Head, Shoulders, Knees & Toes」の歌に合わせてする動き
この歌でジェスチャーをすることは必須です!動作はとても簡単で、子どもたちは、先生の真似をしながら素早くピックアップするでしょう。
全員が立ち上がります。シンプルに歌に合わせて両手で自分の体のパーツをタッチします。歌は次第に早くなっていくので、必死にジェスチャーをすることになり、より楽しくなります。
下の歌の動画もご利用ください。(インターネットへの接続が必要となります。)
4. 「Teacher Says」をする
これは「Simon Says」と同じゲームですが、「Simon」の代わりに「teacher」または指示を出す人の名前を言います。説明は不要です。「Teacher says touch your (knees).」などと言い、すぐにゲームを始めましょう。先生はアクションをして、みんなにも同じようにしてもらい、続けて「touch your eyes」「touch your toes」など、いくつか指示を出します。それから適当なタイミングで「Teacher says」の部分を言わずに「Touch your mouth」などの指示を出してください。最初はみんな口にタッチすると思いますので、「Teacher says」を言わなかったときはアクションをしてはいけないということをはっきりと伝えておいてください。しばらくしたら、子どもたちはコツをつかむと思います。徐々に(指示を出す)ペースを上げていきましょう。(「Teacher says」を言わないときにアクションをするなど)ミスをしたら座らなければなりません。最後まで立っていた子の勝ちです。
大きな数(1−150)の復習をする:
身体の部位を測るには、大きな数(150まで)に慣れておく必要があります。まだ学習していない場合は、このレッスンまでに少し時間を割いて、大きな数を導入しておいてください。このレッスンプランは、大きな数をある程度練習していることを前提に書かれています。
5. 「Ball Pass Counting Race」をする
子どもたちを4〜8人ずつのグループに分けます。(できれば、2グループは欲しいところですが、人数が少ない場合は1グループでもけっこうです。)各グループ、輪になって座り、1から150までの数を数えながら、(次々に)ボールをまわします。1番速く数え終わったグループの勝ちです。その間、先生は教室内をまわり、(ミスなく言えているか)聞いてください。ミスがあったチームは再び1からスタートします。
6. 「Circle the Number Race」をする
次に、ボード中にランダムに1から150の数字を書きます。子どもたちを2チームに分け、チームごとにボードの方を向いて縦に並んでもらいます。各チーム、先頭の2人は(ボードまで走って行って)先生が言う数字に丸をつける競争をし、丸を付けた子のチームに得点が入ります。例えば、先生が「128」と言ったら、2人はボードに向かって走って行き、マーカーまたはチョークを手に取り、相手チームの子よりも速く数字に丸をつけようとします。レースを終えたら、列の1番後ろに並び、次の2人が競争します。
7. 「Write the Number Race」をする
ここで、ワークシートを配布しましょう。このワークシートには歌で学習した単語が出てきます。ワークシートをしている間に、子どもたちに「What is this?」や「Can you swim?」などの質問をしましょう。
8. 「Numbers Bingo」をする
とても楽しいアクティビティです。1人1枚ずつ紙を配り、子どもたちに縦横5マスずつ、または8マスずつなどの方眼を描くように伝えます。(ゲームの時間や希望の難易度によりマスの数を調整してください) それから 1から150のうち好きな数を、各マス1つずつ書き、方眼をうめてもらいましょう。先生が数字を読み上げる係をします。混乱を防ぐため、ランダムに数字を言いながら言った数をメモしておきましょう。ビンゴやフルハウスになった場合、子どもたちは得点または、星、シール、賞品などをもらえます。
身体の部位のサイズを測る:
鍵となる語彙の復習が終わりました。今度はお待ちかね、身体の部位を測るアクティビティです。
9. 測り方の見本を見せる
みんなにボードの方を向いて座ってもらいます。先生はどちらかの腕を前に出し、巻尺または定規を持ちます。腕の長さを測ろうとして見せ、それを自分1人でするのはとても難しいということが子どもたちにはっきりと伝わるようにしてください。それから、誰か1人に手伝ってくれるようにたのみます。前に出た子に腕を測ってもらい、「How long is my arm?」とたずねます。数字を引き出して、「centimeters」を導入し、ボードに「My arms are (73) cm long.」と書きます。
それからもう1人前に出てもらい、(先生の)髪の毛の長さを測るのを手伝ってもらい、ボードに「My hair is 20 cm long.」などと書きます。他にも何人か前に出てもらい、「Measurements」のワークシートにある身体のいろいろな部位を測るのを手伝ってもらいましょう。最後にはボードにワークシートと同じ7つの英文が書かれていることになります。
10. ペアごとにお互いの身体の部位を測り「Measurements」のワークシートを完成する
子どもたちを2人1組にし、1人1人にワークシートを配ります。ペアごとにお互いの身体の部位を測り、ワークシートに記入します。定規や巻尺上でサイズを指し示すだけでなく、声に出して数値を言ってもらうようにしましょう。また、以下のような基本文を使うようにうながしましょう。(基本文はボードに書いておきましょう):
• "How tall am I?"
• "How long is my ...?"
• "You are ... cm tall"
• "Your ... is/are ... cm long"
11. 「Compare Results Line Up」をする
全員が測定結果を記入し、ワークシートを完成したら、楽しい「line-up」ゲームをしてクラスの誰が1番背が高いか、低いか、身体のいろいろな部位が長いか短いかなどを調べます。
子どもたちに背の小さい人から順に1列に並ぶように言います。これは見ただけでわかるので、ワークシートを見ないで並ぶことができるでしょう。(タイマーやストップウォッチを30秒にセットするなど)タイムリミットを設定し、できるだけ速く並んでもらいます。それから以下のようにボードに書きます。(タイトルは「Class Measurements」にし、英文はその下に書きます)
Mika is the tallest.
Satoshi is the shortest.
今度は足の小さい人から順に並んでもらいます。これは見ただけでは分かりにくいので、みんなで、ワークシートを見ながら並ぶ順番を決めます。今回もタイムリミット(例:1分)を設定しましょう。以下のようにボードに書いてください。
Daisuke has the longest feet.
Ai has the shortest feet.
(ワークシートにある) 身体の他の部位も測定し、結果をボードに書きましょう。
その他の「測る」アクティビティ A book is 20 cm long など |
12. リーダーズの「Let's Measure」を読む
このレッスンの最後は復讐をかねて、楽しい読み物のアクティビティーで終えます。レッスンの前に、当サイトからリーダーズの「Let’s Measure!」とリーダーズワークシートをダウンロードし、印刷しておいてください。読みながら、ページに書かれている内容の測定をみんなに発表してもらい、それを各々のワークシートに記入してもらいます。(その都度生徒にメジャーなどで測らせても良いでしょう。)
全員が記入し終えたら、お話に出てくる動物の測定を大声で当ててもらいましょう。例:
先生: (2ページを読みながら) "Ok. How tall are you?"
子どもたち: 132cm! 143cm! 127cm! etc. (全員が各々の身長を叫ぶ)
先生: OK! Write your height on your worksheet. (読む) “And how tall do you think a giraffe is?”. Ken, what do you think?
ケン: Um, 300cm?
先生: Maybe. How about you Maria, what do you think? Ken, what do you think?
マリア: Um, 400 cm?
先生: Ok, everyone write your guess on your worksheet. (ページをめくり3ページを読む) “An average giraffe is about 600cm tall!”. Wow! That’s really tall! (生徒は答えをワークシートに記入する).
など。
生徒の参加を促すよう、先生はたくさんの質問を投げかけてあげてください。そして生徒には大きな声で、自分たちの測定や動物の答えを発言してもらいましょう。
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下のリーダーズ動画もご利用ください。(インターネットへの接続が必要となります。)
まとめ:
1. 宿題を出す:「 Measure yourself and your family! 」のワークシート。
2. 「ウォームアップ」及び「まとめ」レッスンシートに掲載されたアイデアを利用し、レッスンをまとめる。