レッスンの流れ:
ウォームアップと復習:
「ウォームアップ」レッスンを参考にしてください。
新出内容とレッスンの実施方法:
1. 「Find the Vegetables」をする
できればレッスンの前に、次の野菜を1つずつ購入してください。(お好みで他の野菜を追加してもかまいません) 準備する野菜:にんじん、じゃがいも、キャベツ、玉ねぎ、かぼちゃ、とうもろこし (できれば 軸のついたもの)、かぶ、レタス。野菜を教室に持ち込めない場合は、おもちゃの野菜 (プラスチック製) (100円均一の店などで入手できる場合もあります) 、野菜の絵カード、チラシ広告の野菜の写真 (切り抜いておく) などをご使用ください。野菜を入れるかごも用意しておいてください。子どもたちが来る前に、引き出しの中、本の後ろ、備品の下など教室のあちらこちらに野菜を隠しておきます。レッスンの準備ができたら、子どもたちを座らせ、「Let’s look for some vegetables!」と言います。
続いて先生は立ち上がり、何かを探している様子を子どもたちに見てもらいます。クッションの下などにある野菜を1つ見つけ、大喜びしてください。続いて野菜をかごに入れに行きます。野菜を入れるときは「Put it in the basket.」と言ってください。次に子どもたちに野菜を探してもらいます。野菜がすべて見つかり、かごに収まったらアクティビティは終了です。
2. 野菜に関する語彙を導入する
野菜を1つ持ち上げて子どもたちに見せ、みんなで「carrot, carrot, carrot」など野菜の名前を3回言います。続いて、次の人に渡すときに名前を言いながら、子どもたちの間で野菜を1周させます。他の野菜も同じようにしましょう。
3. 「The Missing Vegetable」と「Blindfold Touch」をする
机の上に野菜をすべて並べます。先生は「Close your eyes.」と言い、子どもたちに目を閉じて、その目を手で覆い目隠しをしてもらいます。そして野菜を1つ取って、自分の後ろに隠します。子どもたちは目を開けたら、何が失くなっているか大きな声で言わなくてはなりません。(野菜をどれも1度は隠し) すべての野菜の名前を練習したら、このアクティビティは終了です。
続いて、野菜はそのまま机に並べておき、目隠しを用意したら、アクティビティの見本を見せましょう。先生は目隠しをし、野菜を1つタッチしてそれが何の野菜かを考えます。困ったような顔をし、キャベツにタッチしているのに「Is it a carrot? 」と言うなど(わざと) 間違えてください。子どもたちに手伝ってもらい、当たるまでやりましょう。次に誰か1人に目隠しをして3回まわってもらいます。先生はその子を机のそばに誘導し、野菜にタッチさせ、それが何かを言ってもらいます。このアクティビティは全員にやってもらいましょう。
4. 「Musical Pass the Vegetables」をする
子どもたちを輪になって座らせます。音楽を再生し、子どもたちの間で野菜を全種類まわします。(時計回り、反時計回りのいずれか一方向にまわしてください。) 音楽が鳴っている間は、いろいろな野菜が子どもたちの間をまわっていることになります。そして急に音楽を止めます。野菜が手元にある子は、その野菜の名前を大きな声で言わなくてはなりません。(野菜の名前の) 正解が出るのに1番時間がかかった子がアウトになります。(野菜を持ったまま、輪の外に出ます。) ゲームを再開し、正解が出るまでに1番時間がかかった子が輪の外に出るようにしながら、ゲームを続けます。最後の2人になり、野菜がこの2人の間を行ったり来たりするようになったら、ゲーム終了です。とっても楽しいゲームですよ。
5. リーダーズの「The Farmer’s Vegetables」を読む
レッスンの前に、リーダーズの「The Farmer's Vegetables」をダウンロードし、印刷しておいてください。絵を指さし、キーワードを子どもたちから引き出しながら読み進めます。また、各絵の中にウサギが隠れていることを子どもたちに知っておいてもらいましょう。例:
先生: What is this?
子どもたち: Corn!
先生: And what's missing?
子どもたち: Carrots!
先生: And who's hiding here?
子どもたち: A rabbit!
色、服、物の名前を引き出すなど、たくさん質問することで、子どもたちが深くお話に入っていけるようにしましょう。次々に野菜がなくなるのはどうしてなのか、子どもたちに理由を考えてもらうようにしてください。
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下のリーダーズ動画もご利用ください。(インターネットへの接続が必要となります。)
6. 「The Farmer’s Vegetables」の歌を歌う
野菜の絵カードを用意し、歌を歌う準備をしましょう。絵カードは始めににんじん、その次にじゃがいもなど、歌に出てくる順に子どもたちに見せ、それぞれ教室の壁に貼ります。絵カードは教室の四方の壁すべてに貼るようにし、カードを全部見るには、ぐるっと一回りしなければならないようにしてください。(貼るときも歌に出てくる順になるようにしてください。) 代わりに「Mr. Farmer’s Vegetables」の歌のポスターを使用してもよいでしょう。
子どもたちは立ち上がって踊りながら歌い、野菜を指さします。(詳しくは以下の「Mr. Farmer’s Vegetables」の歌に合わせてする動き をご覧ください。) 歌は2、3回再生してください。
「The Farmer’s Vegetables」の歌詞
Chorus:
Oh, Mr. farmer, what are you growing?
On your farm, on your farm.
Oh, Mr. farmer, tell us what you’re growing,
On your farm, on your farm.
Verse 1:
I am growing carrots, carrots,
I am growing potatoes, potatoes,
I am growing cabbages, cabbages,
I am growing onions, onions.
Chorus:
Oh, Mr. farmer, what are you growing?
On your farm, on your farm.
Oh, Mr. farmer, tell us what you’re growing,
On your farm, on your farm.
Verse 2:
I am growing pumpkins, pumpkins,
I am growing corn, corn,
I am growing radish, radish,
I am growing lettuce, lettuce.
「The Farmer’s Vegetables」の歌に合わせてする動き
歌を再生する前に、野菜の絵カードを四方の壁に貼ります。(歌に出てくる順に貼ってください。) 歌を再生し、次のようなアクションをします。
• コーラスの部分では、みんなでカウボーイダンスをします。親指をベルトの輪に掛け、歌に合わせて足を蹴りだします。
• 1番と2番では、野菜が出てきたら、壁の絵カードを指さします。
下の歌の動画もご利用ください。(インターネットへの接続が必要となります。)
7. 「Vegetable Basket Craft」をする
このアクティビティには、以下の工作シートを使用してください。
• 「Vegetable Basket Craft – シート A」
• 「Vegetable Basket Craft – シート B」
レッスンの前に、子どもたちの人数分+先生の分の工作シートを印刷し、かごと野菜の絵を切り抜いておいてください。切り抜いた絵を配り、先生は野菜とかごに色を塗って見せ、子どもたちにも同じようにしてもらいます。色を塗りながら子どもたちとおしゃべりをします。このとき次のような質問をしてください。「What color shall we use for the potato?」「Do you like cabbage?」「What’s your favorite vegetable?」など。
色を塗り終わったら、かごの絵を厚手のパルプ紙に貼り、子どもたちに野菜を入れてもらいましょう。(このとき子どもたちには野菜の名前を言ってもらいましょう。)
この他に、大きなかごの絵を1枚だけ印刷しておき、野菜の色を塗り終わったら「みんなのかご」に入れてもらってもよいでしょう。
8. 「Let’s make Vegetable Soup」をする
レッスンの最後に、野菜スープ作りごっこをしましょう。大きな鍋、玉じゃくし、プラスチックまたは紙のボウルとスプーンを用意してください。
先生はお腹をさすりながら「I’m hungry. Let’s make some soup!」と言います。それから鍋を取り出し、「Let’s cook vegetable soup! We need some vegetables.」と言いましょう。Vegetable Basket Craftのアクティビティで使った野菜を1つ手に取り、見本を見せます。「Yummy, I like (radish).」などと言い、野菜を鍋に入れて玉じゃくしでかき混ぜます。それから「Hmm. We need some more vegetables.」と言い、子どもたちに自分たちのかごの野菜を持ってきて、「Yummy, I like 〜.」と言いながら鍋に入れてもらいます。手を止めずに、スープをかき混ぜましょう。子どもたちに混ぜるのを手伝ってもらってもよいでしょう。
最後に先生は「The soup is ready!」と言い、子どもたちにボウルを持ってもらい、スープをよそうような動きをします。いやだと言う子がいたら、それもいいのです。そのときは「I don’t like vegetable soup.」と言ってもらいましょう。それから先生は、「Let’s eat!」と言い、ズルズルと大きな音を立てながら、「Yummy!」や「Delicious!」と言います。子どもたちにも同じようにしてもらいましょう。おかわりが要るかたずねてもいいですね。子どもたちに鍋から自分たちの野菜を取ってもらい、各自かごに戻したらこのアクティビティは終了です。
まとめ:
1. 宿題を出す:「Vegetable Basket」のワークシート。
2. 「ウォームアップ」及び「まとめ」レッスンシートに掲載されたアイデアを利用し、レッスンをまとめる。