レッスンの流れ:
ウォームアップと復習:
「ウォームアップ」レッスンを参考にしてください。
新出内容とレッスンの実施方法:
1. 1年の12ヶ月の語彙を教える
まずは、全員でカレンダーを見てみましょう(出来れば、英語のものを使用して下さい)。始めは、クリスマスやお誕生日といった行事のある月を示してもらいましょう。子どもたちのお誕生日がある月を聞き、その月をカレンダーの月の欄から探し、指差します(例:January )。それから徐々に、子どもたち自ら曜日の語彙を言えるよう、教えて行きましょう。今日の何月かを聞くのも良いですし、(カレンダーを活用し)下の内容を聞き出してみましょう。
- クリスマスがあるのは、何月
- 他の祭日がある月(例:イースター、その他国民の休日 - 教えている国に合わせて出題してみてください。)
- 四季に合う月(例:夏の月、冬の月、春の月、秋の月)
2. 「Put the months in order」をする
レッスンの前に、太いマーカーで12ヶ月の月を書いた長方形のカード(色付き)を準備しておきましょう。子どもたち二人に1セット、行き渡る分を準備する必要があります。なお、月に合わせてカードを色分け出来れば、子どもたちが月を見分けるのに役立ちます。
子どもたちをペアで組ませ、各ペアに12ヶ月カードを1セットづつ渡します。カレンダーに合わせ、各ペアにカードを12ヶ月順に床、またはテーブルに並べてもらいます。先生は12ヶ月を順番に合唱し、子どもたちに声を出して繰り返してもらい、当てはまる月のカードをタッチしてもらいましょう。その時、各月の始めの音に注意してあげてください(例:「January」の「J」など)。これを数回繰り返し、どんどんスピードをあげて行きます。最後には、全員カードを混ぜてもらい、どのペアが一番に12ヶ月を順番に並べられるか競争です。「Ready, steady, go!」の掛け声とともに、子どもたちに正しい順番でカードを並べてもらいます。
3. 「Wall Touch」をする
子どもたちをペアにする。各ペアにブル・タックのようなカードを貼って剥がせるような粘着ゴムを渡します。それを使って、子どもたちに12ヶ月カードを、部屋の壁に好きなように貼ってもらいましょう。貼り終えたら、全員を部屋の中心に集めます。先生が「January」と叫び、子どもたちに「January」カードが貼ってあるところまで走ってタッチしてもらいます。次は、「February」といったように(順番は正確に)1年の最後の月まで続けます。終わったら、今度はスピードを上げて、繰り返してみましょう。
まず、12ヶ月カードを正しい順に、ボードに貼ります。(こども英語教材の歌のポスターもご活用ください。)子どもたちに兵隊さんのように立ってもらい、下の表を参考に「Month March」のアクションをやってもらいます。この歌が始めてであれば、最低でも2回再生し、子どもたちに楽しく部屋を行進してもらいましょう。
「Months March」の歌詞
Ready … March!
January (January)
February (February)
March (March)
April (April)
May (May)
June (June)
July (July)
August (August)
September (September)
October (October)
November (November)
December (December)
Everybody … Stop!
Ready … March!
January, February, March, April, May, June, July, August, September, October, November, December.
Everybody … Stop!
「Months March」の歌に合わせてする動き
歌いながら、簡単な動きをしてみましょう:
子どもたちが行進できるほどの広いスペースがある場合:
- 全員、前を向いて一列になります。兵隊さんのように「気をつけ」の姿勢で立ってもらいます。(顎を引き、胸を張り、まっすぐに立ち、動かず)
- 掛け声に合わせて行進してもらいます。全員、きれいな一列で、腕をまっすぐ水平に上げるように注意します。
- 始めの曲では、歌で流れる月を全員で繰り返します。部屋を行進しながら、大きな声で月をリピートしてもらいましょう。
- On the command “「Everybody … Stop!」という命令とともに、全員ストップしてもらい、始めの「気をつけ」のポーズに戻ってもらいます。そして、また「Ready … March!」の掛け声に合わせて、行進を始めます。
- 今度は、歌に合わせて繰り返しません。子どもたち自らが覚えた月を順番に大声で言いながら、部屋を行進してもらいます。
大きなスペースがない部屋で行う場合:
基本的には上と同じ事をしますが、行進するのではなく、その場で足踏みしてもらいましょう。
下の歌の動画もご利用ください。(インターネットへの接続が必要となります。)
5. リーダーズの「Silly Willy's Months」を読む
12ヶ月全ての月の語彙が出てくる読み物を上の曲と合わせてやりましょう。レッスンの前に、「こども英語教材」のウェブサイトよりリーダーズの「Silly Willy's Months」をダウンロードして印刷しておきます。ページごとに、絵を指し、12ヶ月の月、天気、キャラの動作の語彙を子どもたちから引き出しましょう。たとえば、
先生: Look at Silly Willy! What is he doing?(3ページの絵を指さす)
子どもたち: Sunbathing!
先生: Yes, that's right! But is it hot?
子どもたち: No, it's cold. It's snowing.
先生: Yes, that's right! Silly, Silly Willy! So, what month do you think it is when it's snowing?
子どもたち: January?
先生: Let's check (本文を読む) "Where Silly Willy lives, January and February are very cold. But Silly Willy likes to sunbathe!" So it's January and February.
教えている国の状況に合わせて、それぞれの月の天気や行ったり(行わなかったり)するアクティビティーについて多くの質問を投げかけてください。すると、子どもたちがよりストーリーに興味を示します。たとえば、
先生: Do you like to sunbathe in January and February?
子どもたち: No!
先生: Why not? What is the weather like here in January and February?
子どもたち: It's cold and rainy.
先生: So, when do you like to sunbathe?
子どもたち: In August.
など
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下のリーダーズ動画もご利用ください。(インターネットへの接続が必要となります。)
6. 「Months Order」のワークシートをする
子どもたちに「Months Order」ワークシートを配布します。子どもたちがワークシートをしている間に、回って質問をします。(質問の例:「What month is it?」など)
まとめ:
1. 宿題を出す:「Basic Actions Ability 3」のワークシート。
2. 「ウォームアップ」及び「まとめ」レッスンシートに掲載されたアイデアを利用し、レッスンをまとめる。