レッスンの流れ:
ウォームアップと復習:
1. 通常通り、レッスンを始めてください(例:Hello song, 「What's your name?」, 「How are you?」, 宿題の確認など)。
2. サンタクロースの絵カードを見せ、誰だかを子供たちから引き出しましょう(「Who is this?"」)。この日と次の授業は、クリスマスレッスンだということを知らせましょう。クリスマスキャロルなどのBGMをかけて、クリスマスの雰囲気を出してください。
「 What would you like for Christmas?」 上級生の生徒を教える場合は、ここで、クリスマスに何が欲しいか話し合いましょう。最初は先生が見本を見せてあげてください(「For Christmas I would like (a bike)」)。 |
新出内容とレッスンの実施方法:
1. 新しい語彙を教える: Santa, Rudolph, sleigh, presents, Christmas tree, decorations, roast turkey, Christmas pudding
絵カードや画像を使います。絵カード/画像を上にあげ、その絵の語彙を3回言ってもらいましょう。
2. 「Flashcard Touch」と「Missing Flashcard」をやる
絵カードタッチ:絵カードを床に広げます。子供たちに両手を上にあげてもらいましょう。先生は、一枚の絵カードの語彙を言ってください(例:「Christmas Tree! 」)。子供たちは、急いでそのカードを見つけタッチしなくてはなりません。
全ての絵カードが読み上げられるまで続けましょう。
消えた絵カード:子供たちに目をつむってもらいましょう。その間に、絵カードを一枚抜き、全員に目を開けてもらいます。「Which picture is missing?」と聞いてください。子供たちに、無くなっているカードを大きな声で言ってもらいましょう。数回行ってください。
注意:人数が多い場合は、6〜8人づつのグループに分けて、グループごとに、このゲームを遊んでもらいましょう。
3. 「We Wish You A Merry Christmas」を歌う
ほとんどのクリスマスキャロルには、難しい語彙や現在の英語には使われていないような語彙も多くあります。それは、初級レベルの英語を教えるのに非常に困難となります。ただし、歌詞をやさしい英単語に替えて教える事はできます。ここでは、クリスマスキャロル「We Wish You A Merry Christmas」を取り入れました。
(こちらのキャロルと歌詞は、「こどもえいご教材」のウェブサイトよりダウンロードできます。)
以下が替え歌の歌詞になります。
「We Wish You A Merry Christmas」の歌詞
Chorus:
We wish you a Merry Christmas,
We wish you a Merry Christmas,
We wish you a Merry Christmas,
And a Happy New Year.
Verse 1:
Santa and Rudolf,
Will fly in their sleigh,
We'll open our presents,
And have a great day!
Chorus
Verse 2:
Our Christmas tree's up,
With decorations,
We'll eat a roast turkey,
And Christmas pudding.
Chorus
Verse 1 を繰り返す
Chorus
Verse 2 を繰り返す
歌を再生する前に、絵カードを床、または白/黒板に並べてください。それから歌を再生し、歌に出てくる語彙に合わせて当てはまる絵カードを指し、子供たちに歌の内容を教えましょう。子供たちにも参加してもらいましょう。理解を示し始めたら、歌を再生せずにやってみるのも効果的です。
最後には、全員で歌いましょう。
「Jingle Bells」 クリスマスキャロル「We Wish You A Merry Christmas」の他にも「Jingle Bells」もありますので、ご利用ください。「こどもえいご教材」のウェブサイトよりダウンロードできます。 |
下の歌の動画もご利用ください。(インターネットへの接続が必要となります。)
4. リーダーズの「Santa Gets Stuck」を読む
この物語は、上記で学習した歌「We Wish You A Merry Christmas」と同じフレーズや語彙を使っているので、うまくリンクしています。授業の前に、「こどもえいご教材」のウェブサイトより、物語「Santa Gets Stuck」をダウンロードし、印刷しておきます。ページごとに、絵を指し、何が見え、何が起きているのか、言ってもらいましょう。
先生: Who is this? (1ページのサンタとトナカイを指して)
生徒: Santa and Rudolf!
先生: Yes, that's right! (物語を読んで) " It’s Christmas Eve night. Santa and Rudolf are flying in their sleigh." What color are Santa's clothes?
生徒: Red!
先生: That's right. Santa always wears red. (ページをめくる) ... Oh look! What is this boy doing?
生徒: He's sleeping!
先生: Yes, that's right! Look, how many stockings does he have?
生徒: 2!
先生: Yes, 2! He has 2 stockings for his presents from Santa.
など。
たくさんの質問をして、子供たちに物語に引き込みましょう(例:物体や色を引き出す)。それから、男の子と女の子のプレゼントの包装紙の中身を想像してもらいましょう。
て、子どもたちが深くお話に入っていけるようにしましょう。
---
下のリーダーズ動画もご利用ください。(インターネットへの接続が必要となります。)
5. 「Christmas Match Up」のワークシートアクティビティをやる
子供たちにワークシートを配り、上記のレッスンやキャロルで習ったアイテムを合わせてもらいましょう。その作業中に、子供たちに順番に質問を投げかけてください(例:Who's this? What's this? など。)
6. 色の復習
色んな色を使って、輪つなぎを作ります。授業の前に、色んな色の紙を短冊形に切っておきます。それぞれの色を子供たちに聞き、答えを大きな声で言ってもらいましょう(「What color is this?」, 「It's red」)。子供たちをいくつかのグループに分け、それぞれに紙切れのたばを渡し、それを広げておいてもらいます。ここで「Slam」をやりましょう。先生がある色を叫んだら、生徒にその色の紙を手で叩いてもらいます。
7. 「Paper Chain Decorations」を作る
グループになったまま、子供たちに、上記の紙とのりを使って下の絵のようなくさりを作ってもらいましょう。
全員輪つなぎができるまで5分〜10分待ちましょう。出来上がったら、それで教室を飾りつけるのを手伝ってあげます。できれば、次の授業まで、飾り付けを残しておきましょう。
8. 「Pine Cone Christmas Trees」を作る
松ぼっくりでクリスマスツリーを作ります。松ぼっくりが拾える場所があれば一番良いのですが、そういった場所が近くにない場合は、クラフトショップなどでも買う事ができます。松ぼっくりの他に、綿とラメも用意してください。
以下が作り方の説明になりますので、子供たちに作ってもらいましょう。
1. 松ぼっくりの下に、のりで綿をつけましょう。これは、雪の代わりになる他、松ぼっくりをしっかりと立たせる土台になります。
2. 松ぼっくりの先端各所にのりをたっぷりつけ、そこにラメをおとしましょう。
3. ビーズを紐/デンタルフロスに通し、端を結びます。それを松ぼっくりツリーにからめ、のりで数カ所貼り付けます。
4. 最後にツリーのてっぺんに、星、リボン、またその他のデコレーションを付けて、出来上がりです。
まとめ:
1. 宿題を出す:「Decorate the Christmas Tree」のワークシート。
通常の授業後のルーチンを行う(片付け、かばんに収納、「Goodbye song」を歌う、など)。
2. 子供たちが退室のためドアに向かう時、絵カードを見せて、その語彙を言ってもらいましょう(例:Santa)。正しい答えであれば、無事に教室から出られます。間違っていれば、例の最後までまわり、再度チャレンジしてもらいましょう。